前回のあらすじ(by ChatGPT)
この日曜日、2週間ぶりのフル休みに、精神的な疲労と肉体的な疲れを感じていたキャンパーは、くつろぎの時間を求めて釣りではなくキャンプに決定。
心身をリフレッシュするため、人生初のウィンターシーズンのソロキャンプに挑戦することに。場所は、2年ぶりとなる秋吉台オートキャンプ場だ。
到着後、少し間違って広場にキャンプサイトを選んでしまうが、開放感が心地よく、設営を楽しんだ。今回はベッドインバッグを初めて使用し、快適な寝床を確保。
さらに、DODのイスとグリップスワニーのファイヤパーカーもデビューし、キャンプの準備が整った。
キャンプ飯としては、新しい食材「かぶ」に挑戦し、焚火を使って温かい料理を楽しむことを決意。
焚火にはオガライトを使うが、着火がうまくいかず、30分かけてようやく火をつけることに成功。
寒さが増す中、鍋を温め、久しぶりにお酒を味わいながら、温かい料理を堪能。かぶを使った鍋とアルコールが体の中から温まる瞬間を楽しんだ。
最終的には、冷え込みが厳しくなり、身体が震えるほどに冷え込んだが、心地よい疲れと満足感に包まれてキャンプを満喫した。
次回は、ステイシーST-Ⅱの使い方や第二形態について紹介予定。
なかなかに端的に話がまとまっているのでは、と思う。てことで後編では予告通り、ステイシーお籠りキャンプとはなんぞや、というのをテーマに、記事を書いていこう。
あとは翌朝の過ごし方とか、今回のキャンプで得たこと・課題になったこと、てのをまとめておく次第である。では以下本題、チェケラッ!
第三章 かまくら2.0
ステイシーST-Ⅱを選んだ理由は何か。そもそも論を言ってしまえばそれは一目惚れである。以下の動画を観て、喉から手が出そうになった・・というだけなのだ。
ただ、その魅力は買って、使うたびにどんどん発見される。前室の居心地の良さもそうだが、中の広々した感じもまた、そうなのだ。
せっかくなら、ステイシーの中でも晩酌がしたい。そう思って、焚火もそこそこに、お籠りキャンプなるものに切り替えたのだ。
ただ、テントの中はつまりほぼ外気と同じだ。当然キンキンに冷えている。だから買ってからあまり使えていなかったFUTUREFOXのヒーターアタッチメントを取り出した。
こいつの暖かさなのだが、それはマジで驚くほどだった✨
点灯して数分経ってから、テントの上部に手をかざすと、暖かい空気が溜まっているのがすぐに感じられた。そこを手でかき回すと、テント内が一気にぬくもった。
これで安心して二次会ができるですよ✨
わざわざ山奥に来て、引きこもる。なんと贅沢な時間なのだろう。ただし一酸化炭素中毒でタヒぬのが怖かったので、ちょこちょこ換気を忘れずに挟んだ。
使用時は、バーナーの熱で暖められ、幻想的な模様が浮き彫りとなる。これを観ながら翠ジンを流し込む至福の時。ちゃんぽんも美味くて最高であった。
大体1時間ほど二次会を楽しみ、バーナーを消灯して、コットに横たわりスナグパックに包まる。ぽっかぽかの寝具の力で、そこから10分もせず、僕は寝落ちしてしまった。
第四章 ふゆはつとめて、これはガチ。
スナグパックのおかげか、凍死体になることもなく無事に目覚めることができた。コットで寝るのはこれで2~3回目だが、その都度思う。
やはりコットがあるとないとでは、睡眠の質が全く違ってくる。サーマレストを敷いたときも、眠りの良さを実感したが、コットはさらに数段上の快適さを与えてくれた。
―さて。起床してすぐ、ファスナーを小気味よい音を立てて開き、テントからのそのそと這い出て、朝の冷気に身を晒してみた。
日の出前の静寂。あたかも古代中国の水墨画みたいな光景に、思わず息を飲んだ。清少納言は「冬はつとめて」と書いていたが、その趣は僕も理解できる気がした。
ただ、何よりも寒い。外気温は夜よりも冷え込んでおり、しかも日光が降り注がないので、外で突っ立っていると身体がまた芯から冷えてゆく。
かじかんだ手で苦戦しながら、再びバーナーを着火し、コーヒー豆を挽いて、物理的に温かいものを体内に取り込むべく、準備を急ぐ。
バーナーの火力の限界だとは思うが、10分弱加熱し続けて、やっと沸点に至った。すぐに淹れて、火傷も覚悟しながら、一口啜る。・・・げに、善き哉・・。
五臓六腑が温まる。そんな感覚を悦んでいると、にわかに広場が明るく輝き始めた。太陽が少しずつ、姿を現したのだ。
・・・が、大体この頃を境として、携帯の電池、モバイルバッテリーの充電、ともに切れてしまった/(^o^)\
その後のことを簡単に言うと、太陽が昇ってから1時間程度だらだらし、なるべくグッズを乾燥させようと努めてみた。
そして受付に挨拶を済ませてから、アイスを食いつつ山口市へ車を驀進。その2時間後には職場でなんかしていた、というのは秘密ではない\(^o^)/
尚、撤収時は乾いたと思ったが、それは気のせいだったようで、帰ってから念のため広げてみると、ステイシーは夜露(と一瞬降った雨)でびちゃんこであった/(^o^)\
仕方ないので乾燥機で乾かす。
尚、サーマレストZライトも謎の湿り気を帯びていたし、スナグパックもテントと接していた部分がびちゃびちゃだったので、これで乾かした。
終わってみれば全部綺麗に乾いたので、加水分解とか、悪臭とか、そういうのは大丈夫でしょう。
いやはや、げに楽しきキャンプであった!!!!!
(実質)最終章 今回得たこと学んだこと。
以下、このキャンプのまとめというより、今後の自分に向けて得られたデータ的なことを並べておく。参考になるかどうかは、ちょっとわからない。
データ1:オガライトについて
(木炭+薪)÷2という印象。これらを燃やしたときと違って、特有の香りはそこまで強くなく、一度着火さえしてしまえばあとはそこまで火をイジらずとも楽しめる。
ただしオガライト単品で着火までもっていくのは少し骨が折れる。できれば薪と併用したり、キャンプサイトの落ち葉や枝を活用したりして、工夫する必要がありそう。
とはいえコスパもいい(1,000円ちょい)し、叩けば割れるという特性もあって、今後もこれは切らさずに常備しておこうかなと思った。
データ2:今後目指したいキャンプについて
正直、このキャンプはある意味で僕の到達点だった。ずっと目指していた像があり、それをついに体現できたという点で、本当に満点の一泊だったのだ。
―ただ、僕が最終的にやりたいのは、ザック1つに入るアイテムで、今回のレベルの快適度を再現することだ。野島や巌流島でも、僕はキャンプをしたいのだ!
となれば今後は何を念頭に置いて、ラインナップを整えていくのがいいだろうか。一つ閃いたのは、焚火が無くても満喫できるように装備を整えることである。
それ自体でも十分楽しいことは去年秋に確認済なのだが、まだまだ無理矢理やった感が否めない。
ザック一つで完結するキャンプを目指す。これが僕のキャンプの第二期のテーマになりそうだ。
―ということで、いささか尻切れトンボではあるが、今日はこの辺で。
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