先日、とあるネタを思いついたので、釣りに出かけた。
が、その時撮った写真を保存したSDカードの接触が悪く、どうにもこうにもPCに取り込めない。
携帯とPCを直で繋ぐケーブルもどっかいったので、色々と詰んでいる。
このままでは記事を書けないではないか!
ということで、元々PCに入ってた画像を漁ってみると、2年くらい前にクロダイを調理した際の写真が出てきた。
思い返せば、このクロダイ料理は我ながら美味だった記憶がある。
ということでここに書いておこうと思う。
釣具屋でバイトをしていた頃、縁あってお客様からクロダイを頂いた。
どうやら、釣ることが好きで、食べるのはどうでもいいのだという。
ただ、針を飲み込んだとか何とかで〆てしまった為、そのまま捨てるのもなんだかなということで持って帰ってきたのだとか。
それが巡り巡って僕のところに来た。自分が釣ったわけじゃないけど、正直かなり嬉しかった。
そしてこれがなかなかのサイズだった。
上等な1匹を頂いたので、粗末にするわけにはいかない。それに、大きさも大きさなので、一人で食べるのもなんだかな、である。
ということで友達に声をかけて、調理場を提供してもらう代わりに、調理したクロダイを一緒に食べることにした。
そしてたまたまであるが、その時に発売されていた釣り雑誌に、「クロダイ料理特集」が載っていた為、その中でも一番惹かれたものを作ることにした。
それは、「カルパッチョ」である。
どことなく地中海とかその辺の雰囲気がするが、僕は本場のそれを全く知らない。
ということで、雑誌を参考に、手探りで作ってみることにした。
材料
水菜
ネギ
ポン酢
オリーブオイル
塩コショウ
である。ちゃんとした分量の記載もあったが、その通りに作ると非常に薄味になった為、ほとんどカンで作った記憶がある。
ということで早速調理開始。
ネギと水菜は、クロダイを捌く前に3㎝幅くらいにカットしておく。
水菜はカットしてから水にさらし、ネギは白髪ネギにしておく。
白髪ネギって何?って人は以下を参照してほしい。
次に、クロダイを調理していく。
三枚おろしにする。
この時点では我ながら80点くらいの出来である。
そして皮を剥く。
ここで失敗してしまい、ちょっと悲惨な見た目となってしまった。
ちなみに血合い(身の真ん中にある赤いとこ)には骨が集中している上に鉄臭い為、除いた方が吉。
こんな風に。
わかりにくいかもしれないけど。
あとは削ぎ切りにして刺身にしてから、お皿に水菜→刺身→白髪ネギの順に盛り付ける。
んで、ポン酢とオリーブオイル、あとは塩コショウで作った特製タレをかければ・・・。
結構お上品な料理が完成!
我ながらオシャレ過ぎてなんか違和感。
いつもなら面倒だぜっつって刺身にしたり、油へポンしたりするからだろうか。
勿論、味も良かった。晩秋のチヌだったからか、臭みも少なくて食べやすかった。
満足!
ということで、単なるお茶濁しの記事だったけど・・・。
ほんの少しの工夫で、上品な料理って出来るんだなと再確認できた。
今度は何かしらの形で、レシピも紹介できたらいいなと思う。
魚の捌き方とかもできれば紹介したいけど、動画じゃないと難しいよな・・。
この辺はおいおい考えることとしよう。
とりあえず、美味そうな画像を見てたら酒を飲みたくなったので、僕は今から酒を買いに出かけることにする。
流石にこの時間、クロダイは売ってないだろうけれど。