これまた最近、天候不順や私用ラッシュで、あまりガッツリ釣りに行ける時間がなくなった。
今日は時間があったのだが、先日やらかしたギックリ腰の影響で、凄まじく億劫だったため外出すらしていない。
そんな時こそ、こういう語りモノを書く好機である。
ということで、今日は冷凍モノの餌の感想をしたためようと思う。
尚、「釣具屋の冷凍ケースの中に入っているもので、かつ針に刺して使うもの」を、今回の冷凍モノの定義とする。
ということで、よく見るヤツを4種類ほど、個人的なことが添加されまくった感想を述べていく。
オキアミ
http://osakawan.gooside.com/esa/esa_lst.htm
冷凍された餌といえば、コレだろ!ってくらいメジャーな餌。ちなみに、エビのことだと思っておけば間違いない。
余談だが、スーファミで20年近く前に発売された「海のぬし釣り」ってゲームだと、主人公が初期装備で持ってるくらいメジャーな餌である。
人気の理由は、やはり釣れる魚種の豊富さと使い易さ、手頃さあたりになるのかなと思う。
クロダイ、グレ、アジ、サバ、フグ類、サンバソウなどと、書くのが面倒なくらいの魚が釣れるし、イソメみたいに気持ち悪くないし、針に刺すのも非常に楽。
余っても再冷凍すればしばらく持つ上に、値段も量に対してはお手頃だ。手放しで持ち上げまくってもいいくらい優れた餌である。
僕も海でウキ釣りをするときは、95%くらいはこれを持っていく。
製品の種類も豊富で、同じように見えても、ボイルしてあったり、味が付けてあったり、徹底して生にこだわっていたりと、差別化が結構進んでて面白い。
「よくわからないよ・・・。」って方は、とりあえず生がなんとかって書いてあるヤツを買えば、とりあえず間違いない。
そういえば、オキアミを塩漬けにして身を締めれば、投げ釣りにも使えるという話を雑誌で読んだことがある。暇なときに検証してみようかな。
冷凍練り餌
http://www.marukyu.com/marukyu/esa_umi_kuwase/umi_kuwase_neriesa.html
オキアミと一緒にひっそり並んでいることが多い練り餌。
知名度は微妙かもしれないが、魚が好む味とか臭いとかを厳選して練りこんである為、集魚力なんかは抜群である。
ターゲットはチヌとかグレに絞ったものが多い。やたらと対象魚が書いてあるものもあるが、個人的には眉唾物である。
10数種が同居している釣り場を、僕はとりあえず知らないからだ。天邪鬼である。
餌持ち、集魚力、使い易さに優れていて、結果とても良い餌だと思う。あとはオキアミより素早く沈むので、海底まで届かせ易いのもあるか。
欠点を挙げれば、手に臭いがつくのと、オキアミ等より警戒され易いのという点かなと思う。
キビナゴ
http://blog.rkk.jp/kimukazu/2010/03/26/_vol83_2/
晩秋にかけてのシーズンは重宝されるため、冷凍コーナーにはまず間違いなく並べられている。
僕はタチウオを狙ったことが無いし、イカも餌木でばっかり釣るので、実はほとんどキビナゴを使ったことがないのだが・・・。
例のエラブでは大活躍してくれた。
キビナゴを使って投げ釣りをすれば、仕掛けがいきなりはじけ飛び、ウキ釣りで使えば、一瞬でウキごと岩の隙間に潜られた。
白状すれば一匹も釣り上げられていないけど、大物を寄せる力は相当だと思う。
いつか外洋に面した防波堤なんかで、一発大物狙いで遠投仕掛けに使ってみようと思っている。
シラウオ
http://www.nozawa-shokuhin.co.jp/blog/2009/04/post_74.html
春先に生きたものがよく売られるが、冷凍ものは年中売られている。取り扱ってる店はそこまで多くないけれど。
メバルの餌として有名だが、実はアジとかサバとかいった、青物にも強い。
ちなみに僕は昔、あのエラブでこれを使い、オニオコゼ(と思われる魚)を釣ったことがある。
下あごから上あごへ針を貫通させ、いわゆるチョン掛け状態で使う。使用方法は胴付仕掛けがメジャーである。
シラウオじゃなくても、湾内にシラウオっぽい魚(イワシやボラの稚魚とか)が入っていれば、セイゴとかも狙えるのでチャンスである。
状況を読み間違えなければ、実は隠れた素晴らしい餌ともいえる。
ちなみにシラウオとシロウオは違うそうだが、説明が長くなるので割愛。
おわりに
安定した供給がある冷凍餌。
生きたモノより圧倒的に管理がしやすく、余っても凍らせればOK。魚にアピールする力が劣るくらいしか非の打ちどころがない、素敵な餌である。
土地によっては冷凍のサンマや、カツオのハラミ、イカ丸ごとなどが売っていて、実は見るだけでも楽しいジャンルでもある。
朝が涼しくなり、猛暑よりは釣りやすい季節。クロダイの稚魚も少し大きくなってきたっぽいので、そろそろ狙いに行こうと思う。勿論、オキアミを使って。
尚、第4回目の感想シリーズは、絶賛未定である。
※他シリーズはこちら↓
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
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