僕のホームグラウンドは一応防府市なのだが、30年近く通い続けているのに関わらず、まだ開拓したことがない場所がちょこちょこある。
その一つはここだ。中関漁港の端っこから見えるのだが、障害物もそこそこにあって、何かしらの魚がいそうな予感がプンプンするエリアである。
今までここに行かなかった理由は、強いて言えば駐車場がないからだ。ただ、釣り人を何回か目撃したことはあったので、興味自体はずっとあった。
てことで今回は少しの勇気を振り絞って、この場所を開拓してきましたよ、というお話を書いてみようと思う。
ここってどんなところやねん。

まずは到着して早々、駐車禁止マークを探した。だがそれっぽい標識は見つからなかったので、邪魔にならない位置を探し、車を止めて、軽く散策をする。
中関漁港の方には2人だけ釣り人が見えるが、今日開拓したいココには皆無だった。個人的には、ここに人があまり集まらないのは、ちょっと不思議な話である。
さて。画像ではうまく伝わらないが、上からブン投げたら回収がほぼムリゲーなくらい、この場所は手前が出っ張っている。

一応下に降りれる階段はあるが、どこか後ろめたい感じもある。しかしながらよ~く観察してみると、人が入ったであろう足跡がたくさんあることに気が付いた。

誰かに怒られたらちゃんと謝ってすぐに撤収しよう。そう誓って、降りれるところまで降りて、仕掛けをぶん投げることにした。

奥にはテトラが積まれた、明らかに魚が居そうなポイントもある。だがそこは最後の楽しみだ。まずは広く探って、魚の分布を確認したい。
てことで、今日のコンディションと仕掛けを簡単にご紹介する。この日は中潮で、満潮は17:30頃。僕が到着したのは、17:10とかそんなだった。
満潮潮止まりから、引き始めにかけて出てくるであろう時合を狙う感じだ。逆に言えばそのタイミング以外サッパリというのはわかっていたので、餌は青虫を30gだけ。
基本的な作戦は、仕掛けを投げたらあまり誘わず、針と餌が浮かぶタイプの天秤を信じて、潮の流れでふらふらと魅せる感じにした。
これは単にめんどくさいのと、ここ1ヶ月くらい右手首の調子が悪く、竿をあまり持ち続けると痛みが出てくるためである。ただこの作戦は、色々と結果、良かった。
―ということでここからは、この場所が釣り場としてどうなのか、実釣の様子を紹介しつつ、書いていこうと思う。
開拓は博打。どっちに転ぶか、いざ勝負。

実を言うと、潮止まりのはずなのに、一投目からアタリは出た。多分クサフグだろうと思ったので、特に小躍りもせず、淡々と引き込む瞬間を待ち続けた。
アタリが出る場所は結構決まっていて、岸から3~40mくらいの地点に集中した。主に着底直後か、少し仕掛けを巻いて、置いた数秒後に出るというパターンである。
とはいえ相当小ぶりなサイズなのか、全然ヒットもしないし、餌を全て持っていかれるということさえ、なかなか起きない。シロギスにはまだ早いのか?
そんなことを考えていると、またクサフグみたいなアタリが出た。特にアワせることもなく、餌の残りを確認しようと思って回収。
すると、なんか細長いのがついてくるのが見えた。回収してみると、釣りでゲットできる最小サイズレベルのピンギスであった。(流石にリリースした)

直後、写真に撮ることもしなかったが、12㎝くらいのクサフグがヒット。そいつに仕掛けの針を一つ千切られたので、新しく見つけた仕掛けに交換する。
それがこれ。全長が55㎝とは、すごく短い。普段使っているのは1m~1.5mが多いので、これによって何か違いが出るのか、好奇心で買ってみた次第。

そして潮も動き始めたことから、気になっていたテトラ周りを探る。しかしこの場所は、フグのアタリすら皆無であり、生体反応をまるで感じなかった。
だから早々に離脱し、中関漁港に近い側へ戻って、仕切り直す。すると、デカいフグと思われるアタリが走り、巻いてみると魚の引きを感じた。
結果は、この時期にしてはそこそこいいサイズのシロギス!

口元にチョンと掛かっていただけなので、さっさと外してリリースした。ちなみにこの後、同じようなアタリが出たのでワクワクしながら回収したら、ヒガンフグ?ですた。

潮通しも良くて、期待が持てる。だからまた仕掛けを振り込んで、動画のネタにすべく竿先を撮影しながら、ボーっと待った。

すると、これまた強いアタリが一発。慌ててアワせたところ、引く!というより、重さをずっしりと感じた。ネズミゴチか何かでも引っ掛けたか?
めっちゃいい型のシロギスでした✨(しかもダブル)

掌と比較するとこんな感じ。20㎝弱はあるかな?6月頭にしては、これは結構イイ!!しかも開拓した場所で出たから、驚きも嬉しさもひとしおだ!!

こいつらはいずれも針を飲んでいたため、やむなく〆た。1日寝かせて、明日食います。美味しく頂戴するからな。
―その後仕掛けを投げたら、もう一発デカい引きがあったものの、今度はフッキングせず。これは仮説だが、8号の針では掛からない程の大物だった可能性がある。
そして餌が切れたため、18:50頃に納竿とした。蓋を開けてみれば、シロギス4匹にフグ2匹と、中関漁港の顔ぶれとつまり同じだが、開拓自体には成功したと言える。
にしてもテトラ周りで何もヒットしなかったのはちょっと意外だった。川にだいぶ近いから、海水魚はそこまで居付いていないのだろうか。これはまた確かめたいな。
ということで今日はこの辺で。

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