今日はいきつけの釣具屋で、ちょい珍しい『白サシ虫』(いわゆるウ〇虫)を発見したので、それを持って川釣りに行ってみた。
が。
川の中はまだ冬らしく、生命反応が皆無であった。50㎝程度のコイを2~3匹目撃しただけであり、なかなか川魚に遊んでもらえない。
仕方ないので、そのままとあるスーパーにしれっと移動し、美味しそうな魚は無いかと鮮魚コーナーを散策してみた。
すると、ちょいと珍しい高級魚のアラを半額で発見し、ついでに酒も携えレジへ直行!
今日はその食味レポートを書いてお茶濁しである。
Flat Fish
それはコチラ。
『ヒラメ』のアラである。回転寿司だと中間くらいの価格帯だが、これをスーパーでブロック買いすると、結構勇気が要る値段に跳ね上がる。(1000~2000円)
そんなありがたいお魚の1種なので、ぶっちゃけ火を通して食った経験は無い。カレイと同じように煮付けたら、何か勿体ない気もするし・・(失礼?)
だが、それが『アラ』なら話は別だ。薄味で煮込み、美味しく頂いてやろうじゃないか!
ってことでさっさと調理風景へGo。
雑だけど美味い煮込み。
まずは貴重になってしまったキッチンペーパーで身を拭いて臭み消し。するとその際、なんと【キモ】が入っていることに気付いた。(超嬉しい!)
さて。その後はフライパンに並べて、加熱するだけである。
僕の家にはおしゃれな『すまし汁』のもとなんて無いので、適当に塩コショウ、和風だし、あと臭み消しの酒で煮込んでハイ、終わりである。
水分が飛び過ぎるとしょっぱくなるので、蓋をお忘れなく。(僕はアルミホイルを使っている)
実食。
見てくれはワイルドだが、結構いい香りがキッチンを満たす。刺身にした際は、カレイの方が柔らかくて違う旨味があったが、火を通したらさてどうなる。
・・・・食ってから気づいたが、【キモ】として紹介した片方は白子であった!これは嬉しすぎる想定外!
そしてパクリ。
・・・おぉ・・・
僕の中でベストに美味い白子のトラフグと、完璧に競っている・・・・!!
タラの白子ももちろん美味いが、モノによっては臭いのが難点だった。
だがヒラメは完全にそれが無い。白子の良いところだけ凝縮した、そんな味。これは雁木・夕凪が欲しくなる‥‥・!!
そして身は、高級魚の白身そのもの!誰かの結婚式の披露宴とか、そういう形式ばったところでしか食えなさそうな、クセが無いのに旨味はする、お高い味。
いやはや、大変おいしゅうございました・・・!
さて。
これで残りは58品目。ヒラメはなんだかんだでこのブログ初。今調べたから間違いない。
―コロナの猛威が激しく、そろそろ家に閉じ込められる予感さえある。ぶっちゃけ知識のキュレーション系記事ならまだまだ書けるが、良い加減なんか釣りたい。
収束を願いながら、後は酒を飲んで寝るとしよう。
では今日はこの辺で。