俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

僕はあらゆる水産物を賞味したい。 ~独り飲みの肴を語ろう~  

2019年12月31日になった瞬間、僕は独り飲みをしていた。

 

20歳では美味いと思えなかった酒も、気づけばがぶがぶと飲むようになり、健康のために時たま断酒する必要さえ出るほどになってしまった。

 

―そんな酒に欠かせないのが、美味しいツマミである。小粋な言い方をすれば、『肴(さかな)』だ。

 

僕は基本十中八九海産物をそれに選ぶ。単純に好きだから、というのが大きい。

 

そこで今日は、ダジャレみたいで少し恥ずかしいが、肴として最高な魚たちと、僕個人が好きな酒の話で、しっぽりと2019年を締めくくろうと思う。

 

 

 

僕にとって鉄板の魚たち。

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居酒屋に行くと、出てくる魚はほぼテンプレ化している。

 

例えば、ホッケの開きやマグロのお造り、各魚種の揚げ物などであろうか。これはこれで、もちろん絶品である。

 

この辺は保存が利く冷凍物や保存食をメインにした方がロスが減るという事情もあるのだが、確かにビールなんかにも合う。

 

だがアマノジャクな僕なので、家で魚をアテに飲むときは、そういった定番をあえて外している

 

そんな僕にとっての定番は、例えば『オーロラサーモン』の刺身がまずそれ。

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やはりこってりして旨味に富んだサーモンは、外せないところだ。(以前紹介したオーロラサーモンのアラもまた絶品だった!)

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さて。ここからは運ゲーだが、美味いカマを見つけたら、矢も楯もたまらずオツマミに追加する。

 

先日も養殖ブリの巨大なカマを見つけ、それを食いたいがために酒を飲んだほどだ。(ついでに美味い刺身も発見したので食べてみた)

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そして最近は、地中海風に味付けした白身魚の美味さにハマっているのもあり、こちらも定番になりつつある。

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居酒屋の定番も勿論美味いが、時折こういう魚種や調理法も試してみていただければと思う。世界が広がる!

 

珍味もまたオツである。

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 鮮度の問題や、水産上の価値の関係で、普段滅多に口にすることが無い『珍味』に当たるものがある。

 

先日カレイを釣った際にたまたま取れた白子なんかは、その最たる例の1つだと思う。

pochihiko-inunosuke.hatenablog.com

 

濃厚で旨味もあって、恐ろしい勢いで酒が進んだのをまだ覚えている。またいつか喰いたいものだが、釣らない限りは難しいだろう。

 

釣り以外で珍味を賞味したければ、チェーン店でも100円均一でもない寿司屋に行くのがオススメだ。

 

市場にたまたま入った知名度の低い魚や、普段は捨てるアラを調理したものなどが、『本日のオススメ』として並ぶことがあるからだ。

 

見慣れないモノを無意識に避けることなかれ。これまた、奥深い世界が広がっている。

 

魚に合う酒を列挙する。

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最後はお酒のお話。

 

不思議なもので、やはり日本酒と魚の相性は飛びぬけていると思う。悪酔いするリスクが高いのでガブガブは飲まないが、僕は日本酒が好きだ。

 

ただ、正直個々人の感じる美味い不味いは本当に好みの問題なので、オススメの酒とか本当にアテにならないのだが・・。
 

今日はそれでも書いておきたい美味い酒を述べておこう。

 

個人的に一番好きなのは、『雁木 ゆうなぎ』という酒だ。

 

飲みやすさと、スッと入ってスッと消える上品な酒の味は、本当に不快感が無い。変なアルコール臭さとか皆無である。

 

尚、僕が住む山口県には、他にも『獺祭』という素晴らしい地酒もある。

 

ただ入手が少し難しいので、僕は雁木をよくチョイスしている。これこそまさに、好みによりけりである。

 

両方中国地方のちょっと高価なお寿司屋さんや居酒屋には割と置いてあるので、ぜひ一杯試してみてほしい。

 

他のブランドだと、広島の『雨後の月』はサッパリしていて飲みやすい。

 

白身魚の刺身との相性が抜群で、ヒラメやマダイをアテに飲むと、その美味しさが際立つ。

 

それ以外にも色んな日本酒はあるが、感想が言えるレベルなのはこんなところだ。余談だが、僕は猫舌なので基本冷で飲んでいる。

 

年始の連休で試してみてはいかがだろうか。よほど飲みすぎさえしなければ、上質な日本酒は悪酔いしないので。

 

終わりに。

 

ということで、これにて2019年の更新は終了。振り返ると、今年は開設以来2番目に記事を書けたらしい。

 

そろそろ、ニートだったからこそできた初年度の記事数を超えたいところだ。最近色んなテーマを増やしたのは、それが狙いでもある。

 

新年の目標はちょっと前に書いたし、さほど興味も無いと思うので、あっさりとしたあいさつで終わりにしようと思う。

 

では、よいお年を。