先日、いつもとは違うスーパーに行ってみた。いつものように鮮魚コーナーをウロチョロしていると・・・。
全く馴染みのない名前の魚が販売されていた。なんだこれは?サッパリだぜ。
調べてから買っても面白くないので、買ってから調べることにした。
以下、今日はその食レポ(とおまけ)である。
結局パンガシウスって何だ?
Google画像検索で『パンガシウス』と調べて出てきたのがコチラ。
http://www.toyoreizo.com/work/images/story_17/work_story_01_photo.jpg
つまり、ナマズだ。尚、ベトナムを始めとする東南アジアの国とかでは、普通に食用魚としてポピュラーである。
・・正直僕は見た目がいくらグロかろうが、魚である限り抵抗は全くない。水産物で食べるのに躊躇するのは、正直イソメくらいである。
※イソメとか食わんだろバカと思った方。東南アジアではたまに出されますヨ。
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/012/635/41/N000/000/003/128826676878516229180.JPG
閑話休題。
まずは身の感想をば。
バトー(マトウダイ)の身の形に似ているが、脂が大量に乗っているらしく、とてもテカテカしていて食欲をそそる。
正直切り身を見てナマズと当てられる人はかなり珍しいのでは?ただ、日本で見る魚とも色々違い、結構興味深い。
じゃあ次。いよいよ味について調べていこう。
調理はシンプルにソテーにしてみた。
素材の味を生かしつつ、調理の手間を削減する素敵メニューだ。
炒めているとき、滴る脂で色々パチパチ跳ねるかなと思ったが、そんなことは無く杞憂であった。
こってりした見た目だけに、ちょっと意外。
じゃ、さっそく食べてみよう。
表面はパリパリになったが、中はものすごくふわふわである。今まで食べてきた魚のどれにも合致しないぞ!
味は淡白の中に、脂の旨味がきちんと入っていて、とても美味。ちょっぴり危惧していた泥臭さは皆無であった。
かつて激減し続けているウナギの代替案として、ナマズを用いようという話があったな。
なるほど。ウナギに近いっちゃ近い。というより、養殖のやっすいウナギより、こっちのが美味いぞ!
ということで僕の感想はこんな感じ。
国産高級ウナギ(3000円程度) > パンガシウス >> 養殖の安いウナギ(800円程度)
価格も全然高級魚クラスではないので、認知さえ高まれば立派に代役を務めるだろうなと、僕は思った。
これで残りは73品目。スーパーが変わればラインナップも変わる。
当たり前だけど面白いことに気づけた1日であった。
おまけ
実は魚種を増やすことを狙いに、子どもの頃通いまくったドブ川に行っていた。
釣り人などいるわけがない汚さの川で、イモネリを用いて粘ること1時間・・・・。
既に釣ったオイカワを2匹という収穫だった・・・。大きいフナとかイナとかの姿も見えたが、イモネリにはアタックしなかった。
尚、帰り道に小学生の大群に遭遇し、めちゃ絡まれた(興味を持たれた)という愉快な出来事も付記しておく。
うーん。既存のエリアで魚種を増やす限界を感じてきたなぁ。
清流とかだと、どこが良い釣り場かなんて、ネットにまず落ちていないニッチ情報である。
自分で探すか?地域の人に聞き込みをするか?手はまた考えないとな。
今年は絶対に魚種を増やす。実は、累計200000HITも見えている。なんか企画も考えないとなぁ。
というウダウダした独り言をもって、今日はおしまいとする。