前日の記事で宣言していた通り、今日は久しぶりの釣りへ繰り出してきた。
同行者は2人で、目的地は万古渓(ばんこけい)養魚観光センターというところ。
特大で美味なニジマスと、リーズナブルな値段がウリの釣り堀で、運が良ければ広島サーモンというブランドのそれが放流されることも!これはアツい!!
―ということで矢も楯もたまらず、急ぎ計画を作り、廿日市市へ向かったのであった。
では、一体どんな釣行となったのか?帰宅後20分という記憶が新しい内に、急ぎ振り返ってみようと思う。
集合~到着。
万古渓養魚観光センターは、AM10:00オープンだ。暑くなると釣れなくなるニジマスの習性や、場所取りを考えて、オープン10分前には到着したい。
そう考えて、AM8:00頃から順次集合を開始し、一般道やバイパスを使い、自動車で向かうこととした。
・・一応注意事項だが、特に広島市内に、『バス専用レーン』というものがチョコチョコある。(下の画像は金沢市のだけど)
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/11310/taisaku/busline.html
指定時間にここを乗用車でウッカリ通ってしまうと、有無を言わさず罰金&減点になるので、気を付けてほしい。
参考までに、広島のそれは大体『7-9時と、17-19時』だった記憶がある。
また、複数車線があるうち、左端に設定されるものなので、基本そこに居なければ無事である。
尚、祝日は除外されるらしいので、今日はそういった恐れもなく平和なドライブであった。
話を戻そう。
目的地周辺までは特に渋滞もなく、スムーズについた。あまりにもスムーズに進み過ぎて、なんと40分以上前に到着しそうになったくらいだ。
一応付近に多くのコンビニがあったため、時間つぶしやトイレは何の問題もなかった。結構付近の施設は充実していると言える。
そしてAM9:45、現地に到着。結構山の上にまで来たハズだが・・気温が無茶苦茶高くて少し不穏な予感がした。
家族連れのお客さんもチラホラいて、受付に向かっている姿も見える。出遅れてはアレなので、僕らも施設内へと入ることに。
緑豊かな風景。猛烈な日差しとクマゼミの鳴き声の中、案内に従って歩く僕たち。
養殖池の中に大量のニジマスが見える。中には60㎝オーバー間違いなしのサイズのものが泳いでいるのもあり、テンションは爆上がり!
ただ、ここはあくまで養殖池。釣りをする場所とは別なのでご注意を。
そこからしばらく歩くと、短い行列ができているのが見えた。よく見ると、『受付』と書いてある。手続きはここでするんだな。
流石に時間を前倒しして受け付けはしてくれないらしい。別にいいか。何にも焦っちゃいないもんな。
この時間さえもワクワクする。一体どんな釣りになるのだろう?そんなことを考えながら、僕らは行列の中でニコニコと笑っていたのであった。
実釣レポート。
さて。受け付けはAM10:00ピッタリに始まった。竿・餌代の100円を支払い、それらと生け簀用の網を受け取り、軽く説明を受けたらスタートとなる。
釣り堀は2つあり、片方は刺身に適した大型のサイズばかりが放流されていて、もう片方は唐揚げに適した小型のサイズが集められていた。
まだ活性が高いであろう時間帯に大物を仕留めるべく、僕らも早速大物コーナーで釣りを開始することに決定。
餌は定番の練り餌。それをつけて、投下。群がるニジマス。ある1匹が、それをバイトするのがハッキリ見えた。アワせる僕。
猛烈にしなる竿。強引にランディング。なんと!開始数分の一投目で釣れてしまった!!
あまりにも興奮していたため、写真は無し。しかも針が千切れたため、もう100円払って再度仕掛けを借りなおすことになった。
ということで安心した僕は、友人たちのサポートに徹した。なかなか、待望の一匹が出ないからだ。
そういうときに、まず気にするべきは、練り餌のサイズと形だ。
まず、針がギリギリ完全に隠れるくらいのサイズにすることがカギ。ニジマスの口は思ったより大きくはない。
また、形も変にぺらぺらしていたりカクカクしていたりというのは避けよう。涙のしずくみたいな形にするのがオススメだ。
そのアドバイスをしたところ、両友人が即座に待望の1匹目を仕留めてくれた。とりあえず全員安打だ。一安心。
そこからは各々自由に釣るに任せて、釣り堀を満喫した。
そして気づけば大盛況。家族連れが極めて多かった気がする。まぁ、お盆だから、納得。
そして最後に唐揚げ用のサイズをここで仕留めて。
大体AM10:40頃、納竿とした。全員3匹ずつという仲良しな釣果である。
その後、まずこのニジマスを買い取りとなる。(100gあたり230円)
また、調理を希望すれば、別料金で全てやってくれるというオプションがついていた。とりあえず料金表を引用。
●釣った魚のお料理代(一匹あたり)
・刺身 ¥350
・あらい…刺身の氷締め ¥350
・塩焼き(大) ¥220
(小) ¥120
・から揚げ(大) ¥220
(小) ¥120
釣った魚を調理する場合は、魚代に加え上記の料金が掛かります。
僕らは大体9匹で2㎏のニジマスを釣り上げ、かつ塩焼き・唐揚げ・刺身に3匹ずつお願いした結果・・
料金は全部で6500円くらいであった。一人頭2000円ちょい。僕の中では相場というか、普通のラインである。
さあ、この後はお楽しみのお食事タイム!
一体どんな料理が出てくるのか?美味なのは間違いないが、どれくらい美味いのか?
年甲斐もなく心を躍らせながら、僕らは食堂にてその時を待つのであった。
納竿後のお楽しみ!
食堂内は昭和後期のそれみたいな風情のある作りで、冷房ではなく扇風機が、暑さを和らげるべく働いていた。
やや味のある畳が敷き詰められた座敷と、普通のテーブル席があったが、家族連れの多さを考慮し、僕らはテーブル席を陣取った。
この頃、大体AM11:00。斜面や葉っぱが良い感じに影を作ってくれて、冷房が無くても不快ではなかった。
恐らく大学生であろうバイトの男女が忙しく働いているのが見える。自分たちの料理が届くのはいつだろうか?ワクワクは止まらない。
そして待つこと大体10分かそこら。まず1品目が到着した。
ニジマスの刺身だ。今まで何度も釣ってきたニジマスだが、刺身で食べるのは産まれて初めてだ!期待が膨らむぜ!
醤油は少しだけにして、一切れトライ。
こ…これは!!
美味すぎる!!
当たり前なのだがしっかりとサーモンの味わいがするし、身が引き締まっていて歯ごたえがあるのがまた良い!
脂も変な臭みやしつこさもなく、一度食べ始めると、箸が止まらない。それは友達も同じで、刺身はものの数分で完食してしまった。
すると続けざまに、残りのメニューが届いた。
塩焼きと唐揚げだ。写真だと伝わりにくいが、とにかくサイズがデカい!!
定番の塩焼きは、ニジマスの淡白な身と、塩気の相性が抜群だ。唐揚げも、頭もヒレもバリバリと食べられて、香ばしさがたまらない!
『美味い!』『マジで美味い!』『これは最高だね~』のどれかをずっと喋りながら、これまた10分程度で完食。
万古渓の自然と、ニジマスに感謝を表し、合掌。本当に美味しかったです。ありがとうございました。
これをもって、僕らの活動はとりあえず終了。食器を片付け、施設を後にする僕たち。
大体時刻はPM0:00頃だったと思うが、まだまだ普通にニジマスが釣れているのが見えた。
気温が高すぎるとか、人が多すぎるからうんぬんとかは、ここの場合あまり気にしなくてもいいのかもしれない。
その後は友人二人を家まで送って終了。良い活動でした!また来よう!心の底から強く、そう思った一日であった。
終わりに。:釣り堀を巡るのは、やはり楽しい!!
だが、しいて言えば一つ心残りがある。それは、『広島サーモン』が釣れなかったことだ。(放流があったかは分からないけど)
また、アマゴ・ヤマメ・ゴギなどの魚種も普通に見えたので、このブログ的なチャンスを逃したのも、少しだけ口惜しい。
とはいえ、この反省点?も今相当に無理をしてひねり出したものだ。楽しさの方が圧倒的に上回る。
僕には特に信念も哲学もないので、釣りとして楽しければどこでもやるし、なんでもやるという所存だ。
釣り堀はやはり楽しい。改めて、そう思えた。
ちなみに、今度はここに行きたいなぁと考え中。
ただ、管理釣り場は予習や事前準備の不備が祟り、実は2連続釣行、2年以上にわたりファイトすらできていない。
勉強というのも変な話だが、管理釣り場についてもっと学んでから、秋の気温が下がる時期にトライする予定。
さて。台風のせいでお盆の予定は色々しっちゃかめっちゃかだとは思うものの・・。
改めて、レジャーの選択肢の1つに釣り掘りはいかがだろうか?
という提案をもって、今日はこの辺で。
※その他シリーズはコチラ
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
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