俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

【俺ぬし工作室】釣り糸や釣り針の結び方は、何を覚えればいい?釣り歴25年になった僕が答えマス。

真面目な人ほど、『釣り糸や釣り針の結び方って、全部覚えんといけんのん?』と僕に尋ねてくる。

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割とどんな釣りの教科書も、出だしは『結び方』からスタートする。しかもその数は10~20種類にも上るため、確かにそう思われても仕方ない。

 

だがまず断言しておく。

 

『全部覚えんとダメなわけねーよ、ご安心を。』

 

かくいう僕も、結び方は全部で10種類も覚えてはいない。だがその程度の知識量でおも、25年間釣りをしてきて難儀したことは無い。全く、だ。

 

ということで今日は、身もふたも無い『釣り糸』や『釣り針』の『結び方』について、必要最低限+αの知識をまとめておこう。

 

 

 

とりあえずコレを覚えておけば釣りは出来るヨ。

 

個人的に一番使い勝手が良い結び方は、【クリンチノット】である。

 

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http://www.yamaria.co.jp/knot/03_clinchknot

www.youtube.com

 

主にサルカンやオモリの端といった金属系の部品と、ラインの結束で使用する。しかし尋ねたいのだが・・・。

 

何かと何かを結束する場面の9割以上は、金属とラインのそれではないだろうか?

 

つまり、これ1つ覚えておけば、とりあえず釣りそのものには難儀しない。

 

実際僕も、頭を打つなどしてクリンチノット以外を忘れても、あまり困らないと思う。

 

例えば針も、いちいちバラバラのを買わずとも、最初からハリスが付いているのを選べば解決だ。

 

また、投げ釣り等においては、最初から完成した仕掛けで売っているのが大半だし、そっちの方がぶっちゃけ釣れる

 

どうやって多量の結び方を覚えるかではなく、どうすれば最小限の結び方で釣りに行けるかを、まずは考えるべきである。

 

PEライン用の結び方はどれを採るか?

 

僕もそうだったのだが、例えば飛距離をもっと出したいとか、もっとアタリの感度を上げたいと願う人は、次のステップとしてPEラインを選ぶようになる

 

ただ、PEラインはそれを直で金属系の部品に結束すると、超簡単にすっぽ抜けて使い物にならない

 

なので、一旦リーダーというナイロン等のラインを短く切ったのを付けて、それにジグだの何だのを結び付けて使うのだ。↓

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http://tsurikatsu.com/need/leader/

この結束方法はざっくり言って、以下の2つが有名だ。

 

まず、『ノーネームノット』

www.youtube.com

 

僕のイメージだが、例えばエギング~シーバス、ナマズ等、オフショアまで行かないルアーゲームに使う結び方である。

 

いわゆる船からのゲームには、『FGノット』と呼ばれるノットの使用率が高い。

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ちょっとでも手順をしくじると大きく強度が下がるのだが・・・。上手くできたときはかなり心強いノットである。

 

一応僕は『FGノット』は何も見ずに結べるし、『ノーネーム』も本を見れば再現は出来る。

 

だが極論、それも要らねぇな、と。理由は、釣具屋に持って行けばやってくれるからだ。

 

自分が技術を習得するために努力するのは、ぶっちゃけ最後の手である。外国に行くなら、英語を勉強する前に翻訳アプリを入れる方が先なのと同じ。

 

まずは軽い気持ちで、PEライン購入時に『リーダーの結束もお願いします』と頼んでみよう。正直、それでいい。

 

覚えとけばトクをするかも・・という結び方。

 

とはいえ、たったこれだけの紹介では乱暴なので、もうちょっとだけ列挙しよう。

 

まず、末端処理(結び目を作った後に余ったラインをどう扱うか)でオススメなのが、『ハーフヒッチ』である。

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余ったラインを放置すると、ガイドに当たりまくったり、ごみが引っかかったり、何ならほどける原因になったりするので、放置するのはよろしくない。

 

普通にちょん切っても良いのだが、『ハーフヒッチ』で処理することで、強度UP・すっぽ抜け減などの効果が期待できるのでお得

 

正直無茶苦茶簡単だし、時間も全然かからないので、覚えておいて損は無いと思う。

 

また、自作で釣り具を作りたい方で、針の結び方を覚えておきたい方は、『内掛け結び』を押さえておけばいい。

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要は針に糸をクルクルっとするだけなので、実は難易度の低い結び方の1つ。結び方は活字より動画の方が良いので、観てみてはいかがだろうか。

 

終わりに。

 

ということで今日は、ニッチなテーマだがいろいろ言いたいことがあるそれについて書いてみた。

 

2020年の挨拶は別にする気は無いが、とりあえず今年の目標は『年間80記事以上』の更新にしておく。(目指せない数字じゃないし)

 

そして2年くらいやっていない船釣りを、再び始めようとも思っている。玄関で眠っているリアルフュージョンが泣いている

 

―これ以上書いても愚痴になるので、この辺で止めておこう。

 

それでは、2020年もよろしくです。