先日、「おーちゃんねる」の以下の動画を見て、釣り餌としてのパンの強さを改めて感じるに至っている。
それと同時に、やはりウキが水中に消えるあの刹那は、すごく興奮するモーメントであることも、久しぶりに思い出したかのような感覚を抱いた。
―あぁ、原点回帰、してみてぇなぁ。そう言えば明日は有休だ。海の潮の様子を見たけれど、海釣りはなんかさっぱりなご様子。ある意味チャンスっちゃチャンスだな。
久しぶりにヒュッとウキが消える瞬間を見たいなぁ。ついでに、まだ獲ってない魚種も狙えたら嬉しいなぁ。純粋にそう思った。
だから決めた。原点にして頂点。俺はパンで田島に潜む大物を狙う。
今日はそんな素敵な有給休暇のお話です🎣
シンプル+α イズ ベスト。
パンで田島の大物を狙うにあたって、どんな作戦で行くか。竿は安定のEraserとアブガルシアで多分大丈夫だから、特にゴツいものは用意しない。
問題はウキだ。超シンプルに、リーダーに直接玉ウキと針を結束しても良いのだが、それだと仕掛け全体が軽すぎて、飛距離が稼げない。
そこで、やっすいフカセウキを買ってきた。とはいえ、そこそこ重さがあるため、シンプルに使い易い。田島のドブ川のポイントは意外と岸から遠いので、ここは大切。
ハリはなんとなく丸セイゴにした。尚、針から結ぶのがめちゃ苦手であるため、安定した強度が保障されたハリス付きタイプをよく選んでいる。
そして餌は、パン。ちなみにこれは、この日の僕のおやつも兼ねている。そういえば以前田島のドブ川で釣りをしたとき、食パンが半切れ落ちていたこともあった。
田島の小中高生(あるいは釣りオヤジ)が好んで使う餌ということなのだろう。であれば、色々と期待は高まる。
色んなブログ記事も読んだが、普通にパンでナマズも釣れるそうなので、これは色々楽しみだ。ミミズには死んでもアタックしないメナダも、対象魚になるかもしれない。
こう考えると、食パンを用いた釣りは、原点のようなシンプルさを保ちながらも、頂点のような効率性及び対象魚の魚層の広さを持っているような奥深さを感じる。
さて。その他の作戦として、遅くとも15:00くらいには撤収するつもりで動きたい。でなければ集団下校する田島の小学生に話しかけられるだろう。そりゃぁ辱めだ。
しかしながら3時間くらいは遊びたいと思うので、12:00に現地入りして、3~4つのスポットを30分ずつ巡っていくのが良いかなと、そんな風に決めた。
うむ、今までになくシンプルな釣行だ。悪くない。てことで以下、実際の記録を書いてみる。
当日の様子。
起きてみると、外からパラパラと音がする。カーテンを開けて驚いた。まさかの雨☔
しかし幸いなことに1時間くらい待ってたら止んだし、予報も曇り~晴れという感じだったので、そこから支度して釣り場に向かった。
最初は田島のどぶ川だ。過去何度か紹介したが、ここには超大量のコイ、ナマズ、ライギョが生息しており、田島の学生にとってはメッカなのではと勝手に考えている。
さて。仕掛けを作成してみたが、やはり極めてシンプルにまとまった。しかしウキそのものにそこそこの重さがあるため、キャストは結構狙った場所に飛ばしやすい。
そしてパンは全力でチネってガチガチにした。こうでもしないと針から外れそうだという強迫観念からである。
ということで投入し、ウキの行方をぢっと眺める。この光景を退屈という人もいるが、僕は気が抜けないため、すごく意識を持ってかれる時間だと感じている。
・・・しかし秋が深まってきたこのどぶ川には、まったく生体反応がない。
濁りも激しく魚影の一つも見えない。だからさっさと見切りをつけて、例の池に移動した。
しかしこっちも魚影は乏しい。おまけに爆風で、さらに尿意が激しく、色々限界を感じ始める始末。
「あぁ、これはお蔵かなぁ・・・」と弱気なことを感じ始めたとき、20mくらい先に投げたウキの横で、金色の影が煌めいた。
その数秒後、すごくキレイにウキが斜めに入り込んだ。アワせると、完璧にヒット!!
ドラグが激しく出るほどの大物ではないが、思い切り走る強い引き。久しぶりに感じる”ファイト感”はアドレナリンを噴出させ、尿意もどこかに消し飛んだ!
取り込んでみると、意外と大きいコイであった。しかも針が折れていた。危ない、危ない。
比較用に手の平を並べてみる。40㎝強という感じかな?にしてもウキが物凄い勢いで消えるほど、パンに対して強く反応したってことか。すげぇな。
実際その後もパンの香りに反応したのか、遠方から3~4匹のコイが泳いできて、目の前に落としたパン耳を吸い込もうとする摂餌行為も観察できた。
しかしもう、膀胱が限界。9歳の子供みたいな理由ではあるが、このコイをもって納竿。結局14:30ごろには帰路に就くのであった。
はい、考察。パン🍞は釣れる。本当にそう思った。
そしてフカセ釣りでコイを狙うのは、結構戦略性があって面白いと思う。チヌよろしく撒き餌を使って寄せて、食わせる。これも楽しそうだな、と。
ただここから冷えてくると、淡水魚はシーズンが終わりとなる。粘りに粘っても11月初旬というところなので、どうだろうなぁ。
個人的には、沖の方でばちゃばちゃやってたメナダかボラを一度くらい引っ掛けたいと思っているので、もう一度くらいは同じ作戦で挑むつもりではあるけれど。
いずれにせよ、いい有休だった。まだ1日の半分チョイしか終わってないんだけれども。
ーあ、そうそう。現時点でアクセス数はこんな具合だ。
残り約5,100HIT。来るところまで来たなぁ・・・。ちなみに毎日150HIT平均で行くならば、500,000HIT到達は11月13日くらいになるそうだ。おぉ。
とすれば、11月中にアンケートの一つでも行って企画を集めて、秋穂+あいお荘一泊と絡めて、色々できそうな予感がする。興奮してきたな。
また逐一、水族館計画と合わせて、この軌跡は報告していくつもりだ。開設から8年、思った以上に遠くに来たんだなぁ、しみじみ。
では今日はこの辺で。
週1~2回更新は死守!ぜひ読者ボタンをぽちっとお願いします!
(めちゃくそ励みになります)
※日頃の釣行やブログネタ探しを中心に、Instagramも(たまに)更新中!
https://www.instagram.com/nakatoshi0809/
※無謀ながらYouTubeもやっとります
質問募集用のフォーム、オープン中!!↓
時たまゆるく答えますんで、ご気軽にどうぞっ。