需要を読むというのは本当に難しい。常日頃、仕事をしていても思う。
ニーズを客観的に判断するのは、100%の達成度では不可能だと感じている。
それはこのブログでも同じである。
アクセス数上位の常連は、何故か釣り餌について所見を述べたそれなのだ。
カウンターが馬鹿になっているのか?と思ったが、そうでもないらしい。理由は去年からたまに考えているが、明確な答えは出ていない。
そんな今日、せっかくなので久しぶりに新作を書いてみる。
テーマは、かつて僕に爆釣をもたらしてくれた餌という1本に絞る。
定義は、
・一度の釣行で20匹以上を獲った
・繰り返し何度も使っている
・海と山は区別しない
の3つだけとする。これ以上は面倒だ。
ということで代表格を3つ、認めていく。
砂イソメ
投げ釣りにこれを持って行かないことは、ここ数年なくなった。コイツを用意してボウズだった記憶がもはや無い。
大物を取る力はやや劣るが、シロギス・メゴチ・アイナメ・ヒガンフグ・イソベラ・クサフグ・アナゴなど、数多の種類の魚種が取れるのも魅力。
余談だが、余ったそれでコイを釣ろうとしたところ、ヒット→ラインブレイクまでは出来た。
また、1匹1匹が小さいので、30gでも結構な量があるのが嬉しい点である。
たまに頭が変色して牙が剥きだしのリビングデッド状態な個体がいるが、それを避ければ極めて優秀な餌であると自信を持ってお勧めできる。
岩がめり込んで埋まっている砂浜なんかでは、それをめくって採集も出来る。
個人的な感想だが、天然だろうが養殖だろうが特に食いに違いは無かったと感じる。
ミミズ
【釣り餌】【活きエサ】【渓流餌】【川餌】ミミズちゃん熊太郎(太虫) マルニチ21 売り上げランキング : 35499 Amazonで詳しく見る by AZlink |
漢字で書くと蚯蚓。カッコイイ。なんかこういうくだり、昔書いた気がする。
熊太郎というブランド?で釣具屋によく置いてあるし、落ち葉の下を掘ればグロテスクなくらい多くの個体が採れることもしばしば。
やはりコヤツは、淡水で抜群の力を発揮してくれる。
55㎝のコイもこれで釣れた。20cm以上のまぁまぁなフナもだ。
オイカワに至っては数えきれない。子どもの頃はイナも釣れた。ヨシノボリも獲ったし、マハゼもバクっと食ってくる。
分泌する粘液と見た目が生理的に不快という欠点が女子には超キツい餌だが、それを除外すればとても優秀だ。
これまた余談だが、かつて友達がミミズでチヌを釣ったという話をしたことがある。
もし本当なら、海水淡水を超越した、ミラクルな餌である。
カニ
「え?」と思われること請け合いな気がしなくもない。オキアミは当たり前すぎたので、今回のけた。
カニといっても、ズワイとかタラバとかの話では勿論無い。岩の下にいる小さいのとか、ムール貝の中に寄生しているそれとかの話である。
この甲殻類は、岩礁帯の魚を釣る時にとてつもない力を発揮する。
イソベラ・キュウセン・チヌ・ハオコゼ・・・
色々な魚が瞬時に飛びかかるほどのご馳走のようだ。
鹿児島県沖永良部島で使ってみた時も、「ちょっと種類がわからないっす」なお魚がたくさん釣れた。
沖に突き出る本格的な磯での効果は不明だが、とりあえず陸続きでの使用は効果てき面であった。
採集するのがちとメンドクサイという難点があるが、補って余りある餌だと感じる。
まとめ。
運、個人の好み、立地などにめちゃめちゃ左右されるテーマであるが、まぁ僕の所見ということで割り切っていただけると有難し。
自分の釣行に持って行く道具もまたテンプレ化していると最近気付いたので、そろそろ新しい風を入れねばなと思う。
尚、こないだは野池でバスに挑んでみたが、バークレイのソフトルアー以外を忘れ、惨敗。
悔しいので今度はミミズを持ってウキ釣りしてやろうと思っている。
もしこれでバスが獲れようものなら、僕はミミズの信奉者になる気がしなくもない。
そう思った。
※他シリーズはこちら↓
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com