俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

僕はあらゆる水産物を賞味したい。 ~地中海のレシピを試してみたら、めちゃ美味かった!~

最近、本当に種々雑多の料理レシピを読んでいる。

 

COOKPADはもとより、英語で書かれた地中海らへんのそれを読むのも、勉強になって面白い。

 

そうすると思うのが、当たり前だが調理法の多様さだ。日本で定番とされるものじゃないのに、滅茶苦茶美味そうなのは数知れず。

 

ということで最近は、ちょこちょことそういうのを作って遊んでいた。そして独りで『うめえうめえ』と言いながら満喫。いやぁ、贅沢な時間でした。

 

ということで今日は、それらをまとめ、記事にしてみる所存である。

 

 

 

『しす』という魚。

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最近こんな魚に出会った。あまり聞き馴染みが無い名前。

 

調べてみると、イボダイの地方名だと判明。

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https://www.zukan-bouz.com/suzuki/ibodai/ibodai.html

どうならネットの評価を見る限り、『フライ』等が定番で、『とても美味』であるとのこと。

 

―ということで、その定番はあえて外してやることにした。

 

その調理法は?

 

まずは普通にサラダ油で炒めてみた。表面がパリパリするくらいまで火を通す。

 

身を幾ばくか食べてみたが、確かに美味い白身だ。タラやめんたいよりさらに身が柔らかく、脂がのっていてしっとり。そんな質であった。

 

また身離れが良く、綺麗に骨だけ残るのもありがたいセールスポイントである。食べる際のストレスも少ない。

 

そんな『しす』ことイボダイ、今回は超適当だがカルパッチョにしてみた。

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とはいえ、ちょいと酸っぱめのドレッシングをかけただけの雑なもの。調理時間も、身を取るのを合わせて5分弱だ。

 

だが、これが結構なお味!少しこってりした身質だからこそ、さっぱりした調味料に合うのだ。

 

これで確信したが、白身魚はイタリアらへんの調理法を用いれば、まず間違いなく美味い!』(魚のカルパッチョは日本発祥らしいが)

 

それを更に確認すべく、僕は別の魚もオシャレなイタリアンにすることにした。

 

『メイボ』を頂いてみよう!

 

そして選んだのが、『メイボ』である。

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これは地方名で、『ウマヅラハギ』と『カワハギ』を両方指す呼び方だ。(今回のはウマヅラハギ)

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https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%A6%E3%83%9E%E3%83%85%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%82%AE

普段は煮つけや鍋にされるが、他の調理法はあんまり閃かない、ゴリゴリの『定番が決まった魚』である。

 

ならば今回はそれを無視して、僕の感覚で作ろうではないか!

 

その調理法は?

今回はこのサイトを参考に、アクアパッツァに挑んでみた。(オリーブオイルと白ワインを買い忘れたので、和風だけど)

www.nissui.co.jp

 

といっても、調理のあらましは本当に簡単だ。

 

① 魚の両面を炒める

② 酒、だしの素、水で作った出汁を入れ、熱す。この時、野菜等も入れちゃう。

③ 水気が飛んだら出来上がり。

 

はい、終わり。

 

実際にこれくらい簡単だったので面白かった。尚、以下の調味料を持っていると、簡単にイタリアンな味付けになる。ここでオススメしておこう。

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―さてさて。そして完成したのがコチラ。

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おお、なんてオシャレな見た目なのだ!ちなみに少し見えるキノコは、しめじではなく『やなぎまつたけ』である。

 

写真を撮ってすぐ、我慢できずに速攻パクリ。あぁ、これ・・

 

大正解だ・・!!!

 

実はメイボは臭みがあってちょっと微妙だと思っていたが、ハーブとガーリックの力で完全に消えていた

 

出汁も良い感じに染みており、ご飯を普通にパクパクいけちゃうくらいの味の濃さ。白ワインがあったら最高だろうな~という優雅な味わいであった。

 

―ただ、酒としてウッカリ芋焼酎を使ってしまったので、そちらのニオイが気になった。これだけが要反省。

 

ちゃんと白ワインか、せめて日本酒にしておくのがベターである。ここは次回、改善しようっと。

 

―余談だが、ウマヅラハギは食ったことがあるのもの、『イボダイ』はこれが初めてだ。

 

ってことで、残りは63品目となった。尿酸値に気を付けつつ、この数は順調に伸ばそう。そうしよう。

 

終わりに。

 

てな感じで、すっかり『定番』を外してみることの虜になった僕。

 

とはいえ、レシピは検索一つですぐ手に入るため、実際のところ美味いか不味いか作るまでわからないという博打でもなんでもない

 

現在は地中海らへんの味付けにハマっているが、そのうち例えばインドネシアだとかの一癖ありそうなところを探すかもしれない。

 

また、台湾という飯が全体的に美味い場所のレシピも期待できる。いやー、グローバル化と情報網の発達様様である。

 

皆さんもぜひ、調理法が決まり切っている魚がいるのなら、それをあえて外してみてほしい。

 

少々大げさだが、色々と見識が広まることは請け合いだ。

 

では、今日はこの辺で。