こないだの休みは、萩を一人でぷらぷらしながら、日本海の海の幸を堪能し、美味しいお土産を買って1つの記事にまとめちゃうもんね~とたくらんでいたのだが・・・・。
わお。見事なコーヒー牛乳色だなぁ。
川がこんな状態で、大雨警報も出てるのに、行けるワケねーじゃねーか。
なんだよ~萎えるぜチクショー。
仕方ないのでこの日はゴロゴロしていたのだが、色んな物品が無かったので、夕方くらいにイヤイヤ買い出しに出掛けた。
そしてそこのスーパーで、たまたまだが面白いものを発見したのであった。
『宇部のおさかな詰め合わせ 100円(←!)』
こら正直お得だぜ!何よりパッと見、結構な種類があるってのが嬉しい。
ということでこの日僕は、萩の幸を諦め、宇部の幸を味わい尽くすと決めたのであった―。
その内訳とは?
まず、パックを開けて、中身を確認しよう。
うーむ、これで100円とは。(メゴチ×1、シロギス×6、メガレイ×2、レンチョウ×1)
僕みたいな魚を調理することに悦びを感じる変態には非常に嬉しい。
※尚、このカレイの正体はよくわからないのだが・・・僕は『ナガレメイタガレイ』だと思う。詳しい方は指摘してくだちい
さて。早速調理に入る。
まず、この『メガレイ』ってヤツ。
腹側から包丁を入れて、皮だけ上手く残しておけば、
こんな風に、ぺりぺりと綺麗に気持ちよく皮が取れる。
後は内臓をちょちょいと取り除けばいいので、カレイ2匹の調理は2~3分で終わる。
※ちなみに、試してみたところ、レンチョウも同じやり方でぺりぺりといけた。丸ごとのそれを調理することは稀だろうが、是非お試しあれ。
はい。続けてシロギスとメゴチも調理するのだが、なんかシロギスの鮮度がすごく悪い気がする。
目が濁ってるし、何か身も水っぽい・・。
―とはいえ、魚は腐りかけが一番美味いって言うし、身も異臭は別にしなかったし、調理を続行。
以下、15分程度で完了である。(シロギスとメゴチは松葉おろしにしてみたでよ)
その後はめんどくさかったので、ポリ袋を使い片栗粉をまぶし・・・
油へポーン!
醤油マヨをアテに、晩酌のお供に頂きます。確実に脂っこいので、ワインを飲みました。少し二日酔いで頭痛いまま仕事しました。ごめんなさい。
さてさて、以下味の感想をば。
―で、味は?
まず、メガレイはマコガレイとはまた違う旨さの味わいであった。小ぶりなのではっきりとはわからなかったが、揚げ物に丁度いいサイズなのも嬉しい。
調理はハッキリとこっちの方が楽なので、15㎝くらいのサイズのが売ってあったら、是非手に取りたいくらい美味しかった。淡白な白身って感じです。
あとはレンチョウ。見た目はパンチが効いてますが、その味は全くと言っていいほどクセが無い。洋食の鉄板なのも頷けます。
メゴチも実は大変美味しい天ぷらのネタであり、シロギスに引けを取らないほどである。外道扱いされるのが少々勿体ないほどだ。(身は少ないけど)
さて。少し怖いシロギスも食べてみよう。よぉく火を通したから、食っても最悪死にはすまい・・・・・・。
おや?
なんかいつもより美味い気がする・・・。上手く表現できないが、『旨味』とされるものが濃いように感じるのだ。これは意外・・。
―今まで僕は、釣った魚は必ずその日に食べていたが・・・。その認識を変えようかな?
確かに以前遊漁船で一緒になった飲食店オーナーの方も、『1日寝かせた方が脂が回って美味くなるんや!』と言っていたなぁ。
今度は、釣ってすぐ内臓を取ってアニサキス的リスクを封じた後、勇気を出して1日寝かせた後に刺身にしてみよう。これでどう出るか、楽しみである。
あ、そうだ(唐突)
(ナガレ)メイタガレイを食べるのは初めてなので、残りは53品目。宇部の海の幸も、ちゃんと美味でイケるじゃん、と実感できた一日であった。
※以前の天丼と海鮮丼を今さら動画にしました。寝れない夜に是非ー。