休日だったので釣りに行こうと計画したが、確認するとあらゆるコンディションが悪かった。
小潮だし・・満潮昼間だし・・・
最初はそんな風に諦めた。だがこのとき、逆に閃いた。
敢えて『最悪のコンディション』で釣りをした方が、何か起きるんじゃね?
そんなアホな興奮を胸に、釣り具を急ぎまとめ、無理やり釣行に繰り出してきた。今日はそれのお話。
釣り座と状況と釣り方。
選んだのは、ちょっぴり久しぶりの【中関埠頭(西側)】。せっかくなので、下の地図の赤ピンのところまで歩いてみた。(岩礁帯を攻めたかったし)
歩いて5~6分だったろうか。結構しんどくてヘロヘロである。
さて。仕掛けはカレイ針12号を天秤に結束したシンプルなそれで、竿は2本使うことにした。そして、餌はバイオワームと青イソメである。
(去年カレイを釣ったときと、たまたま同じ組み合わせだった!)
さてさて。時間も限られていたので、さっさと仕掛けを投下である。
この時の海の様子はと言うと・・・。
見事なまでのベタ凪。
いやー、参りましたねぇ。仕掛けを5分くらい沈めても、一切かじられることすらなく戻ってくる始末。
-釣れませんねぇ・・・。
そんな風に諦めの境地に至っていると、潮の流れがちょっと変わった。
少しわかりづらいが、沖に向かって流れているのが分かる。きっと、皆さんもこういう時にテンションが上がるはず。
僕は一縷の望みをかけて、仕掛けを振り込み続けるのであった。
結果。
で。今回の釣行は、ざっくり1時間30分で餌切れのため終了となった。
一応、魚は釣れた。それは、コイツだ。↓
お馴染み?のヒガンフグ。これでも、結構大きいし、引きも重いしで、楽しかったのを覚えている。(青虫をガッツリ食ってますね)
-そして、このヒガンフグでお終いである。釣果も、そしてアタリも。
いやぁ、コンディションが悪いと釣れないっすね!
そんな当たり前の教訓を得て、僕は中関埠頭を後にするのであった-
完?
―いえいえ、もうちっとだけ続きます。
『中関埠頭』と『神投げ釣りスポット』について色々と分かったので報告!
ここで終わりにしたら、ぶっちゃけクソ記事にも程がある。
実は今回干潮時に行ったことで、この中関埠頭の地形、及び投げ釣りの神スポットの条件みたいなのが色々分かったので、以下そのレポートを書いてみる。
まず、こちらをご覧いただきたし。
一応画像調整をバリバリに入れてクッキリさせたつもりだが、頑張れば岸寄りと沖とで色の濃さが違うのが分かると思う。
ちなみに、大体境界線はこの辺だ。
これが何を意味するか。実は、この色が黒くなっているところは、多分ではあるが人工的に積まれた岩が転がっている。
これまた推測になるが、きっと岩礁帯から先はサラサラの砂地になっている。その証拠に、ここではシロギスもネズミゴチもカレイも出る。
そして以前記事に書いたが、この中関埠頭のヒットゾーンはこの辺に集中する。
つまり、砂地と岩礁帯のヘリである。加えて、中関埠頭は干潮でも水深がちゃんと深い。
ということで上記の話をまとめると、
やはり砂地と岩礁帯が隣接して、水深のある釣り場は、投げ釣りとして最高のスポットである!!
という具合に落ち着く。
そう考えれば、地形が似ている小茅漁港で、大キスが結構出るのも頷ける。
何も砂浜だけが投げ釣りのメッカではないのだ。この辺は慣れて来ればGoogleマップで判別がつくので、新釣り場開拓の参考にされてはいかがだろうか。
終わりに。
ということで釣果はしょっぱかったが、それ以外の収穫はあったこの釣行。
今年は暖冬の影響か、カレイの素晴らしい釣果をあんまり(というかほとんど)聞いていない。
来週は大潮だし、バイオワームも残ってるし、強気にヘリを攻めてみようかなぁ。
そんなダベりをもって、今日はおしまいとする。