俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

あえて絶不調のコンディションで釣りに行ってみた! ~当然の結果と意外な収穫~ @防府市中関埠頭(西側)

休日だったので釣りに行こうと計画したが、確認するとあらゆるコンディションが悪かった。

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小潮だし・・満潮昼間だし・・・

 

最初はそんな風に諦めた。だがこのとき、逆に閃いた。

 

敢えて『最悪のコンディション』で釣りをした方が、何か起きるんじゃね?

 

そんなアホな興奮を胸に、釣り具を急ぎまとめ、無理やり釣行に繰り出してきた。今日はそれのお話。

 

 

 

釣り座と状況と釣り方。

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選んだのは、ちょっぴり久しぶりの【中関埠頭(西側)】。せっかくなので、下の地図の赤ピンのところまで歩いてみた。(岩礁帯を攻めたかったし)

 

歩いて5~6分だったろうか。結構しんどくてヘロヘロである。

 

さて。仕掛けはカレイ針12号を天秤に結束したシンプルなそれで、竿は2本使うことにした。そして、餌はバイオワームと青イソメである。

 

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(去年カレイを釣ったときと、たまたま同じ組み合わせだった!)

 

さてさて。時間も限られていたので、さっさと仕掛けを投下である。

 

この時の海の様子はと言うと・・・。

 

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見事なまでのベタ凪。

 

いやー、参りましたねぇ。仕掛けを5分くらい沈めても、一切かじられることすらなく戻ってくる始末。

 

-釣れませんねぇ・・・。

 

そんな風に諦めの境地に至っていると、潮の流れがちょっと変わった

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少しわかりづらいが、沖に向かって流れているのが分かる。きっと、皆さんもこういう時にテンションが上がるはず。

 

僕は一縷の望みをかけて、仕掛けを振り込み続けるのであった。

 

結果。

 

で。今回の釣行は、ざっくり1時間30分で餌切れのため終了となった。

 

一応、魚は釣れた。それは、コイツだ。↓

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お馴染み?のヒガンフグ。これでも、結構大きいし、引きも重いしで、楽しかったのを覚えている。(青虫をガッツリ食ってますね)

 

-そして、このヒガンフグでお終いである。釣果も、そしてアタリも。

 

いやぁ、コンディションが悪いと釣れないっすね!

 

そんな当たり前の教訓を得て、僕は中関埠頭を後にするのであった-

 

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完?

 

―いえいえ、もうちっとだけ続きます。

 

『中関埠頭』と『神投げ釣りスポット』について色々と分かったので報告!

 

ここで終わりにしたら、ぶっちゃけクソ記事にも程がある

 

実は今回干潮時に行ったことで、この中関埠頭の地形、及び投げ釣りの神スポットの条件みたいなのが色々分かったので、以下そのレポートを書いてみる。

 

まず、こちらをご覧いただきたし。

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一応画像調整をバリバリに入れてクッキリさせたつもりだが、頑張れば岸寄りと沖とで色の濃さが違うのが分かると思う。

 

ちなみに、大体境界線はこの辺だ。

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これが何を意味するか。実は、この色が黒くなっているところは、多分ではあるが人工的に積まれた岩が転がっている

 

これまた推測になるが、きっと岩礁帯から先はサラサラの砂地になっている。その証拠に、ここではシロギスもネズミゴチもカレイも出る

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そして以前記事に書いたが、この中関埠頭のヒットゾーンはこの辺に集中する。

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つまり、砂地と岩礁帯のヘリである。加えて、中関埠頭は干潮でも水深がちゃんと深い。

 

ということで上記の話をまとめると、

 

やはり砂地と岩礁帯が隣接して、水深のある釣り場は、投げ釣りとして最高のスポットである!!

 

という具合に落ち着く。

 

そう考えれば、地形が似ている小茅漁港で、大キスが結構出るのも頷ける

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 何も砂浜だけが投げ釣りのメッカではないのだ。この辺は慣れて来ればGoogleマップで判別がつくので、新釣り場開拓の参考にされてはいかがだろうか。

 

終わりに。

 

ということで釣果はしょっぱかったが、それ以外の収穫はあったこの釣行。

 

今年は暖冬の影響か、カレイの素晴らしい釣果をあんまり(というかほとんど)聞いていない。

 

来週は大潮だし、バイオワームも残ってるし、強気にヘリを攻めてみようかなぁ。

 

そんなダベりをもって、今日はおしまいとする。