俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

俺ぬし水族館計画(仮) 最終章 ―ようこそ、俺ぬし水族館へ―

いよいよだ。水槽の白濁も解決し、一見してかなり安定してきた今、あとは魚を迎えるだけという状態に持っていくことができた。

 

しかし、そう悠長にしている時間もなさそうだ。ちゃんねる鰐氏の情報によると、「ガサガサしてもだいぶ捕れなくなってきた」とのことだからだ。

www.youtube.com

 

こういう風に、ヘンに行動が決まったら、僕は腰が軽い。仕事前の時間を使い、近所の川へ、遂にガサガサしに行くことを誓った。

 

そして、ついに初のお魚を迎え入れた。今日はやっとこさ、その話を書いていく。

 

 

32歳、独身、平日の日中に独りでガサる。

 

僕の仕事は日中から勤務開始なので、少し早起きすれば魚採りは難なくできる。ということで、いつも遊びに来る川へやってきた。

 

堤防を下りて、水草が繁茂しているエリアに行ってみると、ハヤか何かの稚魚が大量に見えた。まだ生体反応はあるようだ。これは嬉しい。

 

ということで今回は、でっかいメダカ網ではなく、なんか面白そうな伸びる網を買ってみた。

 

実際に取り出すと、サイズ感はこう。

 

 

 

小さい・・・・・・

 

 

 

 

 

でも、諦めたくないッ!!!

 

堤防に横たわり、手を伸ばし、水草をがさがさし、搔き集め、引っ付き虫にまみれながらも、僕は何度も網を水面に叩きつけて、水中を走らせた。

 

その集積がこれだ!これだよ!!意外と捕れたよ!!!

 

ハヤを10匹くらいと、視認がギリのエビを2匹。とりあえず初回はこんなもんだろう。丁寧にゆっくりと、僕は家にお持ち帰りするのであった。

 

沈黙じゃなくなった水槽。

 

とはいえ、採集した個体をいきなり水槽に入れるのは愚の骨頂だ。まずはその下準備がある。それは乱暴に言うと以下の2点。

 

① 水温を揃える

② 水慣らしを行う

 

ということで、クーラーボックスに入れたままエアレーションを作動させ、水槽がある場所にしばらく放置しておくことにした。

 

この際、水槽から少し水を引いてきて、川の水と水槽の水が1:1になるようにミックス。水質を少し揃えて、様子見をする。

 

あとはこのまま仕事に行って、帰ってきてから、水槽に移そう。そう思っていたのだが・・・。

 

ふと目を離したら、エアレーションが停止していた。接触がどうやら微妙なようだ。押し込んだりスイッチを何度も切り替えたりすれば起動したが・・・

 

こんな不安定な状態で放置して、仕事に行っている間にまた停止し、結果酸欠で全滅とか、最悪だ。そんなリスクを取るくらいなら、ということで・・・・。

 

家を出るギリギリの時間まで粘ってから、水槽へ移行

 

遂に僕の水槽へ、声が入った瞬間であった。ここから僕独自の観点で、じっくりと観察ができる。何時間でも観てられる。そう予感している。

 

餌は元々イトミミズをフリーズドライしたやつを買っていたが、ハヤのサイズが最大で2㎝くらいと小ぶりなので、メダカの餌で様子を見ることにする。

 

あと、まだまだ混泳のスペースはある(特に水槽の底や岩の周り)ので、タナゴなども順次追加できればと思う。今度はしっかり、でかいメダカ網を持っていく!!!

 

そこから数日の観察記。

 

飼育開始から数日が経過した。おそらく採集時にダメージを負ってしまったのか、残念ながら1匹死んでしまったが、他の個体はいずれも元気に泳いでいる。

 

じっくり横から観察してみても、まだまだサイズが小さすぎて、オイカワなのかモツゴなのか、そのジャッジが難しい。もうしばらく様子見だな。

 

夜に帰宅して電気をつけると、砂利に埋もれて寝ている?個体を発見した。ほかにも水草オブジェの中に隠れるなど、夜間は活動を止めているようである。

 

とはいえ、魚ってそもそも寝るのか、ふと気になった。ここは研究が難しいようで、「多分そう、部分的にそう」というどっかで聞いた文言が暫定解らしい。

 

↑こっちは別の個体。身体がスケスケで心配になる。

 

ちなみに水槽へ入れた翌日に、メダカの餌を与えてみたが、食いはバッチリ!であった。(わかりにくいけど、捕食中の様子↓)

 

表層に浮いたそれをアタックするやつもいたが、どちらかといえば沈んできたやつを捕食するやつの方が多かった。これまた釣りの参考になるかもしれない。

 

早く大きくなってほしいという願いはあるが、だからと言って餌をあげすぎたら水質が猛烈に悪化する。しかもそれは、目に見えなくても発生することがある。

 

しかも、アホなのか野生の性なのか、普通に腹がぱんぱんになるまで餌を食い続けるので、適量を見誤らないよう意識しないと、破裂するんじゃないかとさえ思う。

 

観察して、問いを立てて、調べて。無心で魚の泳ぐ姿を眺めながらも、観察力を発揮して、より一層自分が目指すアクアリウムに近づけたいと思う。

 

まずは・・そうだな、水質管理と維持のためのグッズを集めねば。ウカウカしていると、ワンアウトで崩れるのみならず、その予兆にすら僕は気づけなくなる。

 

むしろここからが僕に責任が生じるのだと、そこは勘違いせぬよう、気を引き締めていく所存である。

 

ということで水族館の”計画”はこれにて一旦終了だ。だから次回以降、タイトルはシンプルに「俺ぬし水族館」にしようと思う。

 

YouTube用の撮影は、もうちょっとサマになってからやろうかなと思う。今はまだ、ちょっと魚が少なすぎだ。(入れすぎても管理しきれないが)

 

夢が叶ったと思ったら、それはもっと長尺の夢の途中駅だった。今はなんかそんな気分である。

 

おまけ:白濁の原因とは?

 

そういえば水槽が白濁してワヤになったという記事をアップした際、そのコメントにとてつもなくわかり易い説明を頂けた

 

化学屋としてコメントします。


・濁りというのは微粒子が漂っている状態です。いわば粉が舞っている状態です。
・仮に茶色がかった微粒子でも、光を乱反射させて白い濁りとして見えます。
・フィルターを通しても濁りがとれない場合、フィルターの目より微粒子が細かいことがほとんどです。
・生物由来の濁りでないのであれば増殖しないので、何度か水を変えれば解決するかと思います。


恐らくですが、底に敷いた砂などに微粒子が付着していたのではないかと。

 

この仮説を基に、僕が書いた情報をまとめると、そのすべてがリンクしてくるフィルターは確かに茶色く、水を変えれば、それは驚くほどあっさり解決した

 

本当にありがたい。この凝縮された知見に触れて、化学ができることをうらやましく思った。高校の化学基礎でも、何となく勉強してみようかな・・・

 

ということで今日はこの辺で。

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