俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

【2024年】2日で2㎏増えた夏。人生で一番”食べた”お盆を駆け足で振り返ってみる。

このお盆は本当に・・・たくさん食べたという印象が強い。僕は元々、別にさほど太っていなかったのだが、最近は腹周りにしっかりと肉の存在を感じている

 

もちろんお盆”だけ”でこの肉を蓄えたわけではないのだが、確実にその目方をたった48時間程度で増やしたであろう食事に、マジで心当たりがある

 

僕がただ飯を食ったというただそれだけの話なので、記事にするかどうか迷ったっちゃ迷ったが、まぁどんなものもネタにしてナンボだよねと、そんな精神が勝っている。

 

てことで以下、減量中の方にはやや酷な画像をたくさん使いながら、このお盆の僕が食ったものを並べていく。完全に番外編だが、まぁいいだろう。

 

 

「まさか、再び【SABAR】に行ける日が来るとはな」

 

5月。慣れ親しんだ「SABAR 国際通り店」の入り口に掛かっていた案内に、僕は文字通り絶句した。「店舗移転」

 

閉店という意味でこそ無いのだが、僕の青春に少なからず寄与した店が、消える。寂しさという緩やかな感情に先立って、頭のてっぺんから血の気が引く感覚を覚えた。

 

ただ、今は移転を終えて、新たな場所で営業を再開している。だが、ラウンドワンの前のこの場所に愛着を抱いた僕は、まだそちらの店舗に行けていない。腰が重いのだ。

 

心のどこかで、僕は「SABAR」自体を完全に諦めていたのかもしれない。あのトロサバの旨さをぼんやりと思い出しながらも、もう無理かと諦める気持ちも伴っていた。

 

―しかし、運命とは不思議なものだ。なんとSABARの側から、若干ではあるが、僕の方に近づいてきてくれたのだ!!

sabar38.com

 

実は元々、この報せ自体も色んな友人・知人から受けていたのだが、周南は市を跨ぐ関係でつまり宿が無いってのもあり、モノグサマインドの方がどうしても勝っていた。

 

―そんな体たらくだったが、このお盆、お誘い・宿の両方がセットになって、僕のスマホにやってきたのだ。これはもう、行くしかない!!!

 

てことで人生初の場所にやってきた。(正確に言うと連れて行ってもらった)懐かしき看板を見た僕は、興奮と同時に薄ぼんやりとした涙も感じていた。

 

それくらい飢えていたのだ。「俺はお前たちよりずっと、SABARに飢えてきたってこと」である。(元ネタ:龍が如く5)

 

入店して早々、若くて元気のいい声が響く。広島国際店通りとは雰囲気も異なり、若い店員さんと店長さんが溌溂と仕事をしている様子が、すごくフレッシュであった。

 

付き出しもさっぱりとした味付けで、クソ暑い最中であるだけにすごくありがたい。これをちょこちょこやりながら、実は10日以上振りの酒を愉しむ。

 

僕は翠ジンソーダにめちゃハマっている。だが、750ml程度なら調子が良いと3~4日で空いてしまう中毒なので、最近は店以外で飲むのを控えている。

 

絶品のおつまみが次々と届く。舌鼓を打ちながら、翠ジンソーダを豪快に胃へ注ぎ込む。肝臓よ、今日くらいは久しぶりにブラック労働をしておくれ。

 

2時間くらいたっぷりと、食べて飲んで満足、満足。久しぶりの飲酒というのもあってか、この日は酔いの程度がかなり強く、正直後半の記憶はかなり薄いと付記しておく。

 

食後の記憶で残っているものは、ガリガリ君の梨味を買ってもらって食べたことくらいなものだ。いつになく飲み食いできた1日。牛飲馬食な幸福すぎる時間であった。

 

わんぱく丸亀からの悲劇のローホル。そして酒池肉林の山中。

 

起きてすぐに背徳フライデーを見るという精神的暴力。幸いにして二日酔いなんてことはなく、そこそこスッキリと目覚めることができた。

 

この日の朝(と言っても11:00くらい)は丸亀正麺から始まった。丸亀正麺というお店自体、何年ぶりに行くだろうか、というくらい久しい。

 

だから調子に乗る。ウマそうに見えた天ぷらを片っ端からトングで掴み、自分の皿に乗せまくる。同行者は呆れていたが、心が若いので別にいいでしょう。

 

誤算だったのは、僕の胃袋がその蠕動の能力を想像以上に失っていたことだ。つまり脂がすぐに胃に溜まり、猛烈な胸焼けが始まって・・・

 

少し他の同行者に手伝ってもらう形で、なんとか完食。いやぁ、あのときはもう食べられないって思ったね。これからはもう、こんな無茶はしないって誓うよ。

 

―その後。

 

お盆のメインイベント、キャンプを実施すべく、僕らは買い出しだのなんだのを済ませてから、受付へと向かうのであった。(場所は去年と同じところ)

 

キャンプサイトはかなり広く、車も横づけできるため、利便性がとても高い。開放感も素晴らしく、夜になれば星をバッチリ見ることもできた。

 

ちなみに、テントは一区画につき最大二張までなので、そこはご注意されたし。ソロテントだからOKとか、そういうのは無いのである。(タープはよくわからない)

 

さて。その後はあまりにも暑すぎるので、設営だけ済ませたら夜までスタンバイ。ソロストーブ内に薪を詰めて、その辺で拾った落ち葉も足し、準備は完了。

 

その後色々と評判だと知って手に取ったマッチを使い、着火。ただあまりにも湿気が多いところにほったらかしていたためか、滅茶苦茶点火に手間取ってしまった。

 

この日のお楽しみは数あれど、キャンパー内では実は好評な「ローホル」なるものを試してみるのが、一番だったかもしれない。

 

その作りによって、直接火にくべられるのはありがたい。本当に焚火で温めることを想定した食品ではないかとさえ思えてくる!

 

―その後、薪をたくさん追加するなどしてちょっと調子に乗ったら、すぐにソロストーブが本領を発揮。この状態で置いといたら、流石にアルミだろうと穴が空く!

 

そう思ってゴトクの端っこに置いていたのだが・・。

 

カサカサッ あっ

 

耐熱シートよ、お前が吸ったローホルの煮汁、さぞ美味いことだろう。あまりこの言葉で誤魔化したくはないが、キャンプにおいてはハプニングもまた一興

 

そう前向きに捉えて、その場の笑いに一役買ったということを記憶に残そう。汁の味は次回キャンプの楽しみに残しておけるもんな。

 

尚、こぼしたホルモンはなるべく拾い集めて、それだけを食べたことはちゃんと述べておく。そしてそれらもきちんと美味であったことも、忘れずに書き添えておきたい。

 

―その後も酒を飲んで、肉を食って、酒池肉林を辞書で引いたら書いてありそうな例文そのまんまのことを、夜更けまで僕らは楽しんだ。

 

いくつになろうと、自然の中ではしゃぐのは心が躍る。夏休みという響きは、今の僕にとっても、素晴らしい時間を創る下地という意味を、まだ持っているようだ。

 

たかくらが盛況だったからこそ出会えたお店。

しらき寿司 (山口市) の口コミ5件 - トリップアドバイザー

 

キャンプから帰還後、実は片頭痛で死んでいた僕は、その日の残り全てをひたすらな静養に充てて寝込んでいた。

 

起床後、LINEに通知が来た。見れば、「寿司を食いに行こう」というお誘いであった。最初僕は【たかくら】を推したが、行ってみると20組待ちだったので断念。

 

その次に目星をつけたのは、「しらき寿し」という、5年くらい行っていないのだが、美味いという印象を持つ、地域で評判の寿司屋だった。

 

到着してみれば、繁忙の時間帯では無かったようで、すんなり席に座ることができた。そして注文は食い盛りの後輩に任せて、僕らは届くネタを食べることに徹した。

 

 

サーモン、大トロ、シマアジノドグロ。皿の色など一切考慮に入れず、欲望が疼くままに食いたいものを注文し、美味い美味いと賞賛しつつ、ひたすら胃袋に流し込む。

 

食べるなんて動詞ではなく、貪ると表現した方が適切な様相。これがその日に摂る最初の食事とは思えぬほどの食い付きの良さだったと、客観的に見ても思わされる。

 

そしてこの日一番ハマったのは、我ながら意外なのだが、ウナギだ。安いものとは比べ物にならない肉の分厚さ、脂の旨さ、全てが人生最高品を更新する質だった!!

 

ひたすらに食い続けて、満足したところで合掌。店員さんが時折笑いながら、皿の枚数を数えてくれた。面白さに寄与できたのなら、それはイイことなので問題なし。

 

ぶっちゃけ額は結構いってしまったのだが、それ以上の満足度を記憶に刷り込めた手前、不満など全く存在しないと書き添えておこう。

 

しゃぶしゃぶの概念を変える食い方。己の胃袋の限界を超えかけた。


しらき寿しで寿司を味わい尽くしてから8時間後、僕らはとあるしゃぶしゃぶ屋に居た。しゃぶしゃぶを主目的として飲食店に行くのは、随分と久しぶりだ。

 

ところで、しゃぶしゃぶとはどんな料理なのかWikipediaによると、こう紹介されている。

 

しゃぶしゃぶは、日本の鍋料理の一つ。薄く切った一口大の食材を卓上の鍋に煮え立たせた熱湯やスープにくぐらせて加熱調理し、小鉢のタレにつけて食べる。タレはポン酢とゴマダレが一般的である。

 

ja.wikipedia.org

 

確かに、料理のジャンルとしては、鍋料理に該当する(せざるを得ない)のかと思う。しかしながら、あくまでもお湯は潜らせるものであり、そこで煮込むものではない。

 

はずなのだが、僕らは気付けば、大量注文した肉をひたすら鍋に入れて、グツグツと煮込んでいた。仕切り鍋の両サイドでグツグツと、大量の灰汁もお構いなく、煮る。

 

 

最終的なそれの写真は撮り忘れたが、脂の層と出汁の層が綺麗に分離して、理科の実験で見たことがありそうな光景がそこに現れていたのには、謎の感動を覚えてしまった

この野菜、浮く?沈む?Let‘s実験!


しかし、こうして徹底的に煮込むというスタイルは、色々と功を奏した。余分な脂が削ぎ落された結果、胸やけを特に起こすことなく、純粋な胃の限界まで、食えたのだ!

 

しゃぶしゃぶを丁寧にしゃぶしゃぶするなんて、迂遠なことはできぬ。グツグツ煮込んでぱっぱと取り分けた方が、結果ヘルシーなのだ!!

 

―そんな風にして新たな概念を学んだしゃぶしゃぶ。蓋を開けてみれば、飲み物・小鉢も合算したうえでだが、113品も僕らは頼んでいた。

 

それをクールに、ナチュラルに、カードでパッと払ってくださった大学の先輩には、マジで頭が上がらなかった。そのカッコよさ、筆舌に尽くし難いものがある。

 

いずれ僕も、すごくクールにそうできる日が来るのだろうか。自分が思うカッコよさの定義を、ここにきて再発見できたという意味でも、実り多き日であった。

 

終わりに:釣りもキャンプも楽しい秋がやってくるぞ!🍂

 

2~3年くらい前からはっきり悟っていることではあるのだが、釣りやキャンプが最も楽しいシーズンは、9月~12月頭である。もちろんこれは、僕にとっては、だが。

 

まず、秋口は気候がカラッとしていて、とても過ごしやすい。そして春みたいに暴風が吹き荒れることも少ない。魚種も豊富で、数も十分狙えるコンディションになる。

 

過去のブログ記事を読み返しても、9月頃から釣りに行く頻度と釣果の充実度が高まっていき、11月~12月にかけてがそのピークとなっていく感じだ。

 

夏の釣りも勿論楽しいのだが、それ以上に熱でやられ、楽しさをやや阻害される感じがある。ここは年齢によるものなんだろうと、そういう納得感はあるのだけど。

 

今夏のやり残しは、僕にとってはあとはマゴチ・カマツカナマズといったところだろうか。佐波川河口付近にもう一度足を運ばねばならない気がする。

 

田島の自衛隊基地付近の謎の水門という、特級の隠れ家みたいなスポットも気になっているし、そこはしっかりと調査してから、夏に区切りをつけたいなと思う。

 

ということで人生で一番食ったお盆と言っても差し支えない日々の記録、今日はこの辺で。

 

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