先日、縁あって海外旅行へ出かけた。目的地は色々あってベトナム。
普通に旅行として楽しく、また文化や風土の違いを肌で感じることもでき、学びも多い旅であった。
しかし。
このブログのテーマは釣りであり、多くの魚に出会えてこそ至極とするものである。
ということで、何度か旅行そっちのけで異国の魚はどんなのじゃろうかと探す時間も確保した。
そして割と出会えた。更に、日本のそれとは割と異なっていた。
ということで、解説を添えてご紹介していこうと思う。
もちろんだが、釣り上げたわけではないので、魚種にはカウントしないものとする。
密林にて。
ベトナム(というか東南アジア)最長の川であるメコン川をカヌーで下るというツアーがあった。
川の水が全体的に茶色であったが、これはキタナイからではなく、雨季とか川底の土の質とかが関係しているようである。
さて、このツアーでは普通密林の景観とか、カヌーで下る爽快感とかを満喫するのであるが、僕の目的はただ一つであった。
どこかに魚は居ないだろうか。
メコンオオナマズとか、ヒマンチャラ・チャオプラヤ(だっけ)とか、僕は見たいんだよ!
しかし、当然っちゃ当然なのだが、途中ナマズの腐乱死体が流れてきた以外は特に魚は見つからず。
まもなく狭い川が終わり、大きい河川に合流する・・・という時に、ベトナム初の生きた魚を見つけた。
写真では確実にわからないが、泥壁のところをトビハゼが這っていた。ムツゴロウとかそんな感じである。
また、下船後に立ち寄った土産屋で、ハタっぽい魚を発見。
どうやら飼育されてるようで、非常に人懐っこく、僕が近寄ると自ら寄ってくるほどであった。
大きさは60㎝くらいで、顔は怖かったけれど。
レストランにて。
日本の魚料理屋にイケスがあるように、ベトナムの料理店にもイケスがあった。
といっても水槽だったし、なんかプチ水族館チックなレイアウトだったけど。
料理を食べる前に一枚だけ撮影。
日本で言うドンコだろうか。やや大きいなぁ。ちなみに食文化の違いか、旅行中は海水魚らしき魚を見つけることは結局なかった。
で、いよいよ料理である。
正式和名は不明だが、象耳魚というらしい。
身体つきはどことなくブルーギルに似ているし、海水魚では見かけない形態である。
食後は再びイケスコーナーへ。
ここが一番魚のいるスポットであった。(スーパーなどの鮮魚コーナーには立ち寄らず)
通称金目鯛。日本で言うキンメダイとは色も姿も住処も何もかもが違う。
どうやらこれも食用らしい。先の密林川下りに居たトビハゼと同種と思われるヤツ。
生気を感じないが、通称ゴンズイ(スナモグリだったかも)という魚。
どうみてもナマズだと感じるが、やはり国ごとに呼び方も超変わるっぽい。
ちなみにサイズは70㎝くらいと、かなりでかかった。
ラスト。ウナギ。
日本のウナギと色が全然違うのはもちろんだが、種類もなんか違う気がする。
個人的にはタウナギという種類だと思うのだが、どうだろうか。味はわからない。
おまけ。とあるレストランで食べたエビ。立派であるが、これはなんとテナガエビである。日本のそれとはサイズが異なり、クルマエビくらいの大きさであった。
前編まとめ。
日本とは異なる魚たちを見ることはとても面白い。
正直、ここまでとは考えていなかった。色々な魚に出会うことがテーマのこのブログに合致する、良い旅だったと思う。
勿論、ネタはまだまだあるのだが、正直最近ゲロ忙しい状態なので、ここで一区切りとする。
9月は5回くらい更新したい。頑張ろう、俺。