今日はフルオフの日であり、何にも全く予定を入れていない。こんな日には、キャンプでもするか⛺と思っていたが、天気が曇りか雨なので、ちょっとリスキーだな、と。
おまけに、平日仕事しまくった反動だろうけど、海釣りの支度が億劫で、地ケビを買うといった行為さえ、全く気乗りしない有様だ。どうしたものか。
・・・そんな時は、初心に還るのがベターである。少し思い返して気付いたが、下手すれば2023年は、一度も川釣りに繰り出していない。あらら。
そして川というのは、わかるようなわからないような生態系が広がっており、防府市近海と比べれば、このブログに関しては調査がまだまだ不十分だと思う。
オマケに、例えば「ナマズ新聞」なんてニッチ過ぎる情報網も存在しない以上、開拓が全てという面白さがあるではないか。そう気付いた。
ということで今日は、なるべく少ない道具で、ただし節操も無く、川に潜む大物と勝負することだけを狙いにした弾丸トラベルの記事を書いてみる。
登場した川をもしご存じであるなら、多分僕と生活圏を共有していると思う。そんなことを仄めかしてから、いざ本編に入っていこう。
「小川に夏は来ているか」
まずやってきたのは、こちらの川。正式名称は「問田川(といだがわ)」というそうだ。取り急ぎ、ここの生態調査から始めてみる。
ここは結構障害物が多く、モツゴ系の魚の生息が多い。ただ過去には謎のタナゴやムギツクといった釣果も出ているので、魚種はもっと豊富なはずだと踏んでいる。
さて、今回の作戦の紹介をしよう。至極簡単だ。ジグヘッドにミミズを付けて投入する。以上。強いて命名するならミミズィングという感じかな?頭悪っ。
この撒き餌は、いざというときにブチ撒いて、色んな魚を寄せてやろうという魂胆で買った。ぶっちゃけ、安いチヌ用撒き餌よりかは、高い。
ついでに、昔買ったけど全然使っていない淡水魚用練り餌を、撒き餌として投入してみた。
こんな感じで場を温めてから、ミミズを投入。針のサイズは一番小さいヤツにしたので、モツゴであってもヒットするはずだ。
ちょんちょんと誘うと、その誘いに合わせて小魚が反応するのが見えた。ただ口が小さすぎて、全然ヒットしない。タナゴとか、おらんのかな?
すると、そのアタリが突然止んだ。「おや?」と思っていると、底からぬっと60㎝くらいのコイが現れて、結構驚いた。しかもミミズにめちゃくちゃ興味を示している。
こんなのがヒットしても、取り込めるわけがない。慌てて回収し、姿を消すのを待ってから、小魚狙いでまたアタリを待つ。
着底後、少し仕掛けを浮かせていると、遂に引き込むような手応えがあった。まぁ、コイツだったんだけど、ね。
アカエイの餌には使えるかもしれないが、今はそんな予定ないのでリリース。コイツ以外の生息やヒットは期待できなかったので、この場所はこれをもって移動とした。
排水場のぬしを求めて。
今度は、貯水池と思っていたらどうやら排水場だとわかった場所に移動してみた。ここは相変わらず魚影が濃く、あちこちでバチャバチャ跳ねているのが見えた。
ボラ系はミミズに反応しないため、逆に撒き餌に反応し、テンションが上がった個体がミミズを食わないかと期待することにした。やはり、自分の頭が悪い気がしてきた。
不思議なことにコイの魚影はほとんど見えず、少しだけ雲行きの怪しさを感じてしまった。ボウズだけは嫌だ。ってことで足元の岩で遊んで、ヨシノボリをゲット。
こいつの生息数と活性は、やはり無茶苦茶だ。例えばこういうエリアがあれば、10匹以上は平気で潜んでおり、目の前に落とせば数秒で餌に噛みついてくる。
にしても、別にヨシノボリを大量に釣っても仕方がない。だが、投げて放置してもアタリが出ない。これは不穏だ。ってことで遂に、撒き餌解禁。
やはり効き目はあるようで、投下してしばらくは、着水地点周りで波紋が大量に出てくるのが見えた。実際にアタリも数発、出た。
しかし針掛かりしない。回収すると、ミミズが千切れていた。これほどのパワーは、オイカワには出せないだろう。となれば多分、ウグイだ。
ただ、ジグのサイズを落とすのがめんどくさかったので、そのまま釣り続けた。だが、でっかいウグイは入っていないようで、結局その姿は一度も拝めず。
てことでここも、ざっくり17:30頃には見切りをつけて、移動することに決めた。
・・逆に言えば生き餌に一番いいサイズのウグイ(ギンペイ)が回遊しているとみてよさげなので、泳がせに興味がある人はここへ餌の確保に来るのはいいかもしれない。
【超誰得】田島のドブ図鑑。 ―まさかの穴場発見か?
次は田島の死んでるドブ川に行ってみた。夏に行けばフナが釣れる場所でもあるため、ナマズか何かが潜んでいないかと期待はしていた。
ここの水路は自衛隊基地側の堀と繋がっているようで、石を落とすとトンネルの中で音を鳴らしたときのように、それが反響する。
つまり隠れ家としては絶好の場所なのだ。ミミズを房掛けにして、水草のキワを狙い、投下。撒き餌も、あるだけをぶち込んでみた。
・・淀んだドブあるあるなのだが、やはり藪蚊が多い。耳元を不快な音を立てながら飛び回り、なかなか集中ができない。
時折「ゴポゴポ」という、何かが水面を空気と一緒に吸い込んだような音がしたので、都度テンションは上がったが・・・。蚊がキツすぎて、10分で撤退。
その後は川沿いを徐行しながら、ナマズ的なのが潜んでそうな場所を探してみた。すると、めちゃくちゃ期待できそうなスポットを、偶然にも見つけられた!
確実になんかおるやろ!!!
・・実際、5~60㎝のコイが悠然と泳いでおり、水面近くまで浮上しては、ゆっくりとまた沈むという動作を繰り返していた。なんか釣れろ!!
・・・しかしながら、日没後1時間程度粘ったものの、「グイッ」と竿先を引き込むアタリが一発あっただけで、特に何の成果も得られず、納竿とした。
だが、今日一番の成果は、この場所を見つけられたことそのものにあると感じている。ここまで露骨にナマズが居そうな場所、かつてあっただろうか?
近く、ガチでナマズ狙いの装備を携え、完全に夜になるまで粘ってみようと思う。付近に駐車禁止のマークが無いのは確認した。後は、ただただ根競べである。
ということで、釣果はさておき、開拓すべきネタを見つけられたという意味では、収穫のあった一日ではないかなと前向きに考えている。
では今日はこの辺で。
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