俺のぬし釣り

102種類の魚を釣る。そして新たな自然の素晴らしさに出会えることを夢見て。

釣魚調査レポートNo.9 日本の大衆魚は、世界の大衆魚か?【アジ】のグローバルなお話。

釣魚として、そしてスーパー等でお馴染みの大衆魚として、【アジ】をご存じない方は極めて稀だと思う。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200414114200p:plain

だからこそ、種々雑多の情報があちこちに溢れ、釣り方も調理法もほぼ体系化されている印象だ。広く浅い情報は、レッドオーシャン状態である。

 

こういう場面こそ、僕の天邪鬼気質の出番だ。僕はみんな知ってる情報には興味がない。だからこそ、イミフなソースから、オタクな情報をまとめるのが好きなのだ。

 

そんなことを考えていると、本当にふと思った。

 

アジは日本では大衆魚だが、世界においてはどうなのだろう?

 

・・・これは気になる。割と気になる。(僕だけだろうが)

 

―そこで今日は、【アジ】についてのグローバルな情報をキュレーションしてみようと思う。結構たっぷり書くつもりなので、暇なときにお読みいただければありがたし。

 

では行こう。

 

※尚、話が無茶苦茶広くなってしまうのを防ぐため、今回は【アジ科】のそれに限定する。

 

 

 諸外国のアジと、その釣り方。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200415225217p:plain

https://www.stripersonline.com/surftalk/topic/247635-blue-runner/

 

まず、『アジ』は英語で『horse mackerel』という名前らしいが、これで検索をかけても『日本のマアジ』ばかりがヒットしてしまう。

 

仕方ないので、『horse mackerel』とWikipediaで検索したら出てきた『同じ仲間シリーズ』で、その中でも見た目がマアジっぽいヤツを順にリサーチしてみよう。

 

まず、大西洋に広く分布する『Blue runner』から。(正式和名はよくわからない。ただツムブリとは別種)

f:id:pochihiko_inunosuke:20200415225110p:plain

https://www.stripersonline.com/surftalk/topic/247635-blue-runner/

マアジというよりカンパチっぽい見た目だ(余談だが、カンパチもアジ科である)。色々画像検索をかけたが、船からのジギングが鉄板っぽい。

 

しかし、オススメの仕掛けとして↓みたいなのもあった。やや原始的なフラッシュジギングみたいなものだろうか。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200415225028p:plain

https://randrtackle.com/collections/blue-runner-sabikis


商品名は『Blue runner sabikis』とのこと。日本語の逆輸入がここでもみられるとは。サビキってアジ科全般に通じるらしいっす。

 

また、南アフリカ近辺には、見た目も日本のアジとそっくりな『Cape horse mackerel』なんてのが生息しているらしい。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200416162431p:plain

https://en.wikipedia.org/wiki/Cape_horse_mackerel


ただ、コチラは生息地の関係か、釣り情報などはとんと見つからず。あくまで種類の紹介に留めておく。

 

次、『Greenback horse mackerel』。こちらはオーストラリア~ニュージーランドの近海に生息するという。(和名はミナミマアジ)

f:id:pochihiko_inunosuke:20200416162943p:plain

https://www.worldlifeexpectancy.com/fish-life-expectancy-greenback-horse-mackerel

ただこちらも、不思議なほど『釣り』に関する知識はヒットせず。まぁ釣るにしても、サビキかジギングで狙えば食ってきそうな気はするが・・・。

 

では次、『Yellowtail horse mackerel』をご紹介。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200416163402p:plain

https://www.worldlifeexpectancy.com/fish-life-expectancy-yellowtail-horse-mackerel

こちらもオーストラリア近海を含む、世界に広く生息する種類のため、さっきのヤツとの区別はワケワカメである。(ただしコチラにはマテアジという和名がある)

ja.wikipedia.org

 

このマテアジはゲームフィッシングの対象魚として人気らしく、桟橋にて、『フェザージグっぽい何か』を使って釣りあげている動画があった。

www.youtube.com

 

僕が疎いだけかもしれないが、この『フェザージグ』なるものは、普通に日本でも販売されているらしい。今度暇なとき、三密を避けて試してみる・・かも。

あとはまだチラホラとアジ科の魚は居るのだが、既視感が強くなりすぎてきたので、この辺でストップすることとしよう。

 

他国ではアジをどう食うのか?

f:id:pochihiko_inunosuke:20200416170535p:plain

https://www.burpple.com/f/6jjuu9a5s

 

調べてみたが、国が違えば呼び方も変わり、種々雑多の情報洪水で滅茶苦茶大変であった・・・。

 

その中でも、『あぁ、美味そうだな』と思ったものに絞り、紹介してみよう。

 

その筆頭は、実は↑の画像の調理法だ。インドネシアの料理らしく、名前こそ『アジフライ』的なものであったが、仔細が少し異なる。

 

これは推測だが、特に衣も付けず背開きにして丸揚げにし、そこへニンニク、ショウガ、チリソース、酢などを混ぜて作ったドレッシングを添える、という感じ。

 

夏に食ったら結構サッパリして嬉しいかもしれない。

 

また、イタリア料理の『クルード』も見た目が華やかで美味しそうだ。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200416171501p:plain

https://www.yummly.com/recipe/Easy-Fish-Crudo-2572530

 

見た目通り(?)、刺身をレモン汁とオリーブオイルで締めたもの。これこそマジで夏に嬉しいレシピである。

 

―余談だが、『カルパッチョ』は本来牛肉を使うもので、『魚のカルパッチョ』なんてのを言い出したのは、実は日本らしい。

 

(違和感としては、魚の焼き鳥風みたいな感じだろうか)

ajiwairyouri.blog64.fc2.com

 

そのため、地中海辺りで『鮮度の良い生魚』を食べたい場合は、『クルード』という方が適切なのだという。別角度から勉強になった。

 

・・・後の調理法は、フライにした後現地のソースを掛けたり、カレー風味で味付けにした後干したりと言ったのばかりだったので、思い切って割愛させていただく。

 

終わりに。

 

すごくどうでもいい白状なのだが、この手のキュレーション物を書く時、僕は10~20のサイトや論文を見ながら、まとめるようにしている。

 

時間で言えば2~3時間は掛かるため、記事の作成そのものは実釣モノよりタフである。(最近はヘンに慣れてきて、昔より多くの情報源を当たれるようになったのもある)

 

―そして今回は、その大半が『英文』という縛りにしたことで、なおのこと大変であった。『知らねーよ』と思われるだろうが、ここまでのアジマニアはそうそういまい。

 

コロナで外出が制限されるなら、知識をひたすら得てみるのも面白い。そんな余暇の一助になっていれば、この記事を書いた身として嬉しく思う。

 

それでは今日はこの辺で。

See you later!