こないだの週末も連休だったので、中関でサビキでもするかと馳せ参じてみた。ちなみに時刻は大体夕方。
間隔は空いていたが釣り客はそこそこ多く、非常に期待ができる。尚、今回のターゲットは【コノシロ】とした。
時刻は夕マズメで、前回のコイネリ記事で余ったサナギ粉とヌカ、そして新しく買った撒き餌を混ぜて、とにかく集魚に力を入れる。
近くでサビキ竿を操る子供たちに不審な顔で見られながら、狂ったように巻き餌を投下。写真だとわからないが、白い煙幕みたいになっている。
するとすぐ、50㎝はあろうかというボラが悠々とそれに寄ってきた。隣にいた子供がエキサイトしている。
―だが、僕のウキは一切躍らず。まさかのサビキでボウズと相成るのであった。
・・・これは悔しい。なんだ?夕マズメは超釣れると、どの記事にも書いてあるぞ!
どうにも悔しいので、翌日もまた夕マズメに釣行。今度はこっちサイドで投げ釣りである。
―が、が、が。
アタリの1つもなく、全くもって釣れず、であった。(この後小茅に行ったけど、同様にダメ。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
こうなれば徹底比較だ。今度は朝マズメに行ってやる!
実は上記の連続ボウズは先週のお話。ってことで今日は、いささかヤケクソな【朝マズメ釣行録】を書いてみよう。
超早起きからの釣行。
ド早朝の釣りに上手い事繰り出すには、コツがある。それは、事前準備を可能な限り行っておく、というものだ。
これは何も、道具を車に積んでおくとかそんなレベルではない。撒き餌は事前に混ぜておき、ゴミを家で捨てておく。寝間着は釣り用のウェア。(ジャージ)
起きてからすることは、歯磨きとクーラーに氷を入れることだけにしておくのだ。そうすると、起床後20分で家から悠々と出られる。
実際僕も、4:10に起きて、4:30にはかなりゆとりを持って出立できた。
実釣レポ。
今回もまた、中関港のこっち側。
まだ日が出ていないが、気温は十分に高く、過ごしやすい。ただし、干潮が5:16とかだったので、水が全然ない。
干潮のデメリットと、朝マズメの活性向上は、どっちが勝つのだろう?これまた興味深い話である。
さて。今回は地アミとアジ用の撒き餌を配合した無難なヤツを作り、定期的に海へ撒いた。またボウズが心底嫌だったので、投げ釣りも用意。(餌は地ケビ)
大体20分くらいした頃だろうか。
黒くて小さい影と、銀色で15㎝くらいの影が、撒き餌に集まってくるのが見えた。これはもう、WKTK!!!!
・・・・・しかし、どうやらスズメダイとかの類らしく、アミエビを模したサビキに全くアタックしない。阿多田島の辛い記憶が蘇る。
そして日が昇り始めた。
―すると今度は、投げ釣りにアタリが頻発するようになった。それこそ、投入する度に、だ。
まず、ミクロなアナハゼ。やはりこの魚は餌にどん欲だ。
続いて、ハオコゼを3~4連続。(※針から外すのに必死で写真は無い)
そしてその次の一投で、15㎝程度のマダイであった。(あと10㎝くらいあればなぁ)
・・・しかし、サビキの方は全然ダメだ。餌を撒けば寄っては来るが、全く針掛かりしない。
―少々我慢の限界だった僕は、ちょいヤケクソで、下の針2つに地ケビを刺してみることにした。
これぞまさに、自由と乱暴をミックスした『ぬし釣り』マインドである。
するとこれが、良い感じに作用。ようやくアタリがサビキにも頻発した。
まぁ、こういうヤツらですが・・・。
ただ、楽しかったので良し。
そして、大体9:00頃にはぱったりとアタリが止まり、撒き餌も投げつくしたので、納竿とした。
まとめ。
場所によるのは当然だが、中関はハッキリ、この時期は『日の出一時間以内』が集中して釣れると感じている。
しばらくは日の出と満潮が良い感じに噛み合わないので、再来週にもう一度コノシロリベンジを果たしたいところ。
ただ、普段夜型の方は、この超早起きのダメージは想像以上にしんどいのでお気をつけられたし。具体的には、すんごくイライラし、思考が鈍る。
前の日は酒を飲むなりして、無理やりにでも6時間は寝た方がいい。(僕はアホなので、ぬし釣りをプレイしながらほぼ徹夜し、30分睡眠で行った)
参考になっていればありがたし。では今日はこの辺で・・・・。
と言いたいのだが、あと2つ伝えたいことがある。
まず、さりげなく何も言わなかったが、『アナハゼ』はブログ開設以来初となる魚種であり、残りが46種となった。
そしてもう一つ、今回も動画でこの釣行をまとめてみた。
懐かしいBGMが刺さる人は、同志なのでめちゃ嬉しい。
・・ということで、今日はこの辺で。お読みいただき、ありがとうございました。