これは前回の記事のお話。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
ふと思いつきで、『ウナギを釣った貯水池の裏』を攻めたところ、その日の本命マハゼを含む、色々な魚を釣ることができた。
―そして同時に思ったことがある。
『絶対にまだまだ魚は居るし、大物も潜んでる!!』
何という無邪気な男の子だ。生徒から精神年齢9歳と言われるのも、言い得て妙である。
―だが、僕の中の男子を、僕はもう抑えられそうにない。
だから今日も出かけてきた。大物を釣りたいので、あえて夜釣りで。
この記事は、その結果を書き殴ったお話でござる。
- ロケ地と作戦。
- レポート。 ~大チヌ、釣りたいでごわすぅ!~
- おまけ①:考察と今後検証したいこと
- おまけ②:コッパのアクアパッツァを作りました。
- おまけ③:『俺ぬしチャンネル』そろそろ公開しようかなっつって。
- まとめ。 ―2日で4種追加は過去最高レベルのハイペース―
ロケ地と作戦。
再びここに向かった。
何が気になるって、潮通しが無茶苦茶良くて、水深もあり、河口で、しかも夥しい数のチヌの群れを目撃していることだ。30㎝以上は全部あった!
また、こないだも性懲りもなく小茅でエギングをしたのだが、その際不思議なモノを目撃している。
それは何か?
夥しいカタクチイワシ?の死座礁(デスストランディング)である。
何かに追いかけられてパニックになったのだろうか?となればセイゴか、時期的にカマスといったところだろうな。
―つーことは、小茅に近いこの河口エリアに良型のセイゴの接岸があってもおかしくねぇじゃん。期待は大。そう思った。
(エギングの結果?巨タコに目の前で根に入られてエギを盗られたよ畜生!)
だから今回は、魚の切り身も買ってみた次第である。
大物狙いには魚の切り身!海のぬし釣りで防波堤に居た人も、そう言ってたし!
―ちなみにメインの餌は太目の青虫で、仕掛けは丸セイゴの2本バリと、ボウズのがれに似た別のヤツを使っている。竿はいつものエギングロッドとシーバスロッド。
じゃ、ちゃちゃっと実釣録にいっちゃいマショ。
レポート。 ~大チヌ、釣りたいでごわすぅ!~
作戦は前日と似ているが、エギングの方を思い切り遠投し、ボウズのがれの方をちょい投げにして、多少広く探ることにした。
普通逆だろう、って?実はココ、シーバスロッドを後ろに大きく振りかぶることができるほど、広くはないのだ。
エギングロッドの方はリールにPEを巻いているのもあり、3~40mは簡単に飛ぶけど・・。シーバスロッドの方は振り子のような投げ方しかできないのでこうなるのです。
はい。
最初にアタリが出たのは、サバと青虫を付けて放置していたエギングロッドの方だ。大げさでもなんでもなく、気付くのが2秒くらい遅かったら、竿は海の底だった。
鼻孔をパンパンにして興奮しながら巻いたのだが、手応えこそあれど非常に軽い。何事じゃろか?
―最終的に付いてきたのは、良型のハゼ。なんだよ!お前、見た目によらず、そんなに力強いんかい!(仕掛け全体が軽いのもあるが)
―その後も、エギングロッドが消えそうなアタリが何度か続いた。気が気じゃない。安くねぇんだぞ、このタックル一式!
だから足でリールあたりを押さえながら見張ってました。行儀は悪いが、無くすよりマシ。
・・・ただ、青虫を1本掛けしているからか、アタリの数は多いのに、全くと言っていいほど針掛かりしない。
というより青虫を丸ごとつけたらノラないってことは、そこまでの大きさでもないのだろうな。うーむ、辛抱、辛抱。
―大きく状況が変わったのは、タイドグラフで言うところのこの時間帯、つまり水位が急速に増え始めたタイミングである。
この時初めて、シーバスロッドの方にアタリが出た。竿を2~3回叩くような挙動の後、糸がどんどんたるみ始めた。なんだこれは?
アワせると、手ごたえあり。しかも、ガンガン走る。
じゃん。セイゴにも満たないコッパちゃんであった。
一番下ではなく、底から3~40㎝くらい上の針にアタックしていた。これは今後の参考になりそうである。
・・ちなみに、あまりにもアタリが無いため、もうサバは全然使っていない。再冷凍してどっかで使おうっと。
さてさて。一度接岸があると、アタリはほぼもれなくコッパばっかりになった。
うーむ、引きは楽しいんだけどな・・・。
ついでにエギングの方も、仕掛けを回収時に追いかけてきてヒット。エラ洗いを披露してくれました。
その後も写真を撮るのがダルイくらい釣れ続け・・・。確か1時間で6匹は釣れたかな、と。あと、ついでに小チヌも釣れました。
・・最終的には、潮止まりと餌切れと根掛かりロストが綺麗に重なり、悔いも無く21:30くらいに納竿といたしました。
サイズはまだまだだけど、晩秋にかけてはどんどん面白くなっていくかもしれない。期待できる穴場を開拓できたぜ!
おまけ①:考察と今後検証したいこと
はい。やはり、大型のチヌは警戒心が強いのか、アタリは全然ないままであった。
次に試すならユムシとか本虫を、びくびくしながら買うことになるのかなぁ。そうなったら、エギングロッドでは太刀打ちできるかかなり心配。
やはり、シーバスロッドをもう1本買おうかなぁ。
5~6000円の価格帯のアウトレット。それに3000番の新しいリールを買って、1号のPEを巻いた大物投げセットを作りたくなってきた。
ここまでやりゃぁスズキサイズのがヒットしても取り込めるっしょ。
―そういえば、実は1mくらいのスズキも目撃したんですよ。ただ、ふらふらと泳いでいたので、弱っていたのか寝ぼけていたのか、気になる感じだったけど。
・・また、アタリは全て、どうしてもこの辺に集中した。何かこう、あるんでしょうねぇ。
ただし青虫のぶっといのを使うと、ヒット率がガクンと落ちるため、数を取りたいなら9号くらいのキス針に地ケビを使うのがオススメである。
・・・そして今回悟ったことがもう1つ。
それは、ボウズのがれのLサイズでは不十分なケースもある、ということだ。特に今回みたいな、セイゴとチヌの生息が両方望める場合なら猶更。
つーことで次回釣行は多分再来週とかになるのだが、その時は『大物用ボウズのがれ』を自作しようと考えている。
これは上手くいってもいかなくても、作り方等含めシェアするのでお楽しみに(?)。
おまけ②:コッパのアクアパッツァを作りました。
実は一匹だけ、取れないところまで針を飲まれてしまい・・・。
供養のため、締めた上で持ち帰りました。
レシピはこちらを参考に、『和風アクアパッツァ』に挑戦。
淡白な白身だし、絶対に合うだろうと思って。後は何より、実質煮るだけだから、すっげぇラク。
その際、胃袋の中身も確認。すると、スジエビ・ヨコエビ・ウミホタルが確認できた。
例えば複数の針を使う仕掛けにおいて、上の針にモエビを使えば、面白い釣りができるかもしれない。これは次回、要検証だな。
さて。調理はマジで10分程度で終わり・・・。
かなり様になった逸品が出来ました土佐!!
味はもちろん、猛烈な美味。シロギスの高級な身をいっぱい食べているかのようなお得感で、僕は正直、スズキもシロギスも、火を通した方が好きだと感じた。
何から何まで、満足な一日でござんした。
おまけ③:『俺ぬしチャンネル』そろそろ公開しようかなっつって。
はい。今日もチマチマと、撮りためた動画を暇潰しに編集してたのだけれども。
ルーティン動画もどきと、
防府の夜釣りスポットめぐりをまとめたヤツ。
これらを合わせたら、いつの間にか結構な数になってきた。
僕はコンセプトとして、『夜に酒飲みながらダラダラみれるような、温度の低い動画』を作ろうとしているのだが、それはおおむね達成できている気がしている。
これがどこまでウケるのか、そろそろ公開の時期かなぁ。
とはいえ、まだためらいがある。理由は批判とか『Bad』を食らうのが怖いというより、単に継続できんのかが不安だから、である。飽き性だし。
ま、これはもうちょい考えマス。
まとめ。 ―2日で4種追加は過去最高レベルのハイペース―
つーことで今日は、スズキ(笑)を追加し、残り魚種は33種類。久しぶりのハイペースに心が躍る。
・・一応軽い注意事項としては、明かりがマジでゼロのため、ヘッドライトくらいの光量が無ければ、行っても何もできない。
落ちれば這い上がる場所が見当たらないので、手放しに『皆行こうよ!』とは言いづらい場所である。自己責任でオナシャス。
くらいかなぁ。二日続けての釣り、良いもんでした。
では今日はこの辺どぅえ。