俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

夜の中浦で怪魚を釣る? ―新たな神エサ、認定の巻!― @山口県防府市中浦

はい。てなわけで今日は約1ヶ月ぶりの釣行でございます。

 

仕事がクッソ忙しいため、夜に、しかもほんの1時間の釣行でしたが・・・。僕には、どうしても釣りたいあるターゲットがいたのです。

 

それは、前回大雨で死にかけた釣行に遡る。

pochihiko-inunosuke.hatenablog.com

 

心が折れて帰る直前に、ゴツンと竿が確かに叩かれたのです。(巻き上げるとガッツリ根掛かり、かつ餌無し)

 

―コイツの正体は何なんだぜ?気になって仕方がない。

 

だから突き止めるために再度繰り出したって次第です。では、一体その釣行はどうなったか?以下、その実釣録でーす。

 

 

今回の作戦とは?

 

さて。確実にまだ見ぬ怪魚(と信じたい)を釣るために、前回とは違った作戦を採用することに決めた。

 

―というのも、前回はアタリそのものが非常に乏しく、アオイソメだけではせいぜい2時間で2アタリに留まったためだ。(1発が謎の大物、1発はハオコゼ)

 

そこで今回使ったのは、キビナゴの塩漬けである。

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理由は、5月くらいの釣行で、ロックフィッシュに対する確かな効果を確認したためだ。いい仕事をしてくれそうじゃありませんか。

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pochihiko-inunosuke.hatenablog.com

 

はい。他にも色々用意したが、それは釣り場に着いてからご紹介すると致しませう。

 

ロケ地。

 

最近結構注目しているこの港。どうやらイカのメッカらしく、この時期にイカ以外の何かをしてる人は、正直僕くらいなものである。

 

 ―はい。では、作戦紹介続き。今回のテーマは、『ニオイで寄せて、動きで喰わせる』こと。

 

こんなだだっ広い海で、しかも夜だ。魚を探すのではなく、魚に来てもらう。ってことで、餌は以下のを用意。

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塩漬けキビナゴ、青イソメ、バイオワーム。

 

海の中が大変なことになりそうな、匂いの強いラインナップである。後はこれを投入し、ひたすら待つ。以上。大体投下した場所は、以下の通り!

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で、持ってった竿は二本。エギングロッドとシーバスロッド。つまり、いつものセットである。

 

エギングロッドにボウズのがれLをセットし、青イソメ×2とバイオワームを装着。

 

シーバスロッドには、青イソメとキビナゴを装着。尚、こちらには、丸セイゴ針が付いた根魚仕掛けを選んでいる。(カサゴならば、丸セイゴを使うとヒット率UP)

 

そして、到着したのは20:15頃で、満潮は21:30頃。月を見れば綺麗な満月であったが、潮見表曰く『中潮』とのこと。ちなみに、他の釣り人は一人だけ。多分イカ狙い。

 

コンディションとして、潮の通りはかなり良さげだった。(全然伝わらんけど)

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ただ、風はピュウピュウと吹きすさび、波がザバザバと打ち付ける。時折堤防を越えてくるため、飲まれるほどではないにせよ、結構怖かった・・・・。

 

―でだ。

 

最初にアタリがあったのは、アオイソメとキビナゴを装着していた方だった。投入後5分程度放置し、巻いたときにそれは出た。

 

ゴツゴツッ

 

という手応え。大型のシロギスか?と思うくらい、重いけれど、結構小刻みな動き。慎重に巻くと、それは上がってきた。

 

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結構肥ったアナゴさんであった。30㎝ちょい。こちらはキビナゴではなく、アオイソメに食らいついていた。(キビナゴは何故か無くなっていたけど)

 

いやぁ、食ったら美味いんでしょうねぇ。でも、多忙すぎて捌く時間も体力もないため、針を外して速攻リリース。

 

コイツが怪魚の正体か?にしては、竿が全然しならなかっぞ?巻いて初めて手ごたえがあるのは、ちょっと違う気がしている。

 

一方、この辺で、アタリが一度もないままボウズのがれLを根掛かりで全ロスト。あーあ・・・。

 

しかも、暴風で、2つしか使っていないバイオワームが全部海に飛ばされちゃう始末。600円くらいした気がするのに・・・・・・・

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(真ん中の白いヤツ。もし拾ったら、使ってあげてください・・・)

 

―テンションはだだ下がりであったが、以上のは到着してから20分かそこらの出来事。まだまだ帰るには早いって。イソメもあるし。

 

ってことで、エギングロッドの方もアオイソメ+キビナゴの組み合わせで投下。ひたすら獲物が来るのを待つ。

 

―どうやら思った以上に、キビナゴの集魚力はすごいらしい。変えた瞬間、魚ではないが、何故かヒトデが連続で釣れた

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(写真は一枚しか撮ってないです。しかもキビナゴではなくアオイソメを丸呑みという)

 

まさに、『ニオイで寄せて、動きで喰わせた』好例ではなかろうか。

 

―だが、ヒトデが釣れても甲斐は無い。だから、狙う方を少し変えてみた。(これのピンクの方角ね)

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―すると、これが功を奏したのか、魚のアタリがすぐに出た

 

10㎝くらいのカサゴでしたけどね~。

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(キビナゴをガブリといっている)

 

そしてカサゴは立て続けにヒット。ただし、サイズはダウンした。

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ってことで、この連続ヒットをもって、潮止まりの時間が来たため納竿とした。いやぁ、1時間だけでしたけど、顕著にキビナゴ側にアタリが出ましたねぇ。

 

もうこれは、新たな神エサ認定しても良いでしょう!それくらい、ボウズと無縁の餌だと感じている。

 

―ってことで、多分前回のゴッツンというアタリは、大型のカサゴ。そう結論付けることにする。(せいぜいソイか、夢あって小型のアコウかな?居るか知らんけど)

 

皆様もぜひ、キビナゴの塩漬けを使ってみてはどうでしょうか。とりあえずアナゴとカサゴとヒトデはばりばり寄ってくるっぽいので。

 

では今日はこの辺で。

 

おまけ:夜の海の生き物のすがた。

 

そういえば今日、不思議な光景をいくつか見た。

 

まず、超大型のボラ(7~80cm?)が何かをむしゃむしゃ喰ってるとこ。尚、このサイズは3~4匹見ました。無論、イソメもキビナゴもスルーされた。

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で、何かを一心に食うフナムシもいた。

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ヘッドライトで強めに照らしても一切逃げない。何がそんなに美味いのだろう。

 

―この釣行も、録れる限りは動画を録ってみたので、また短編を作ろうと思っている。そろそろ限定公開、解除してみっかなぁ。

 

いつか自分が観る側だった『釣り番組』を、演者としてやってみる側に行きたいもんですな。まずは同志を募らなきゃ。

 

では、今度こそ今日はこの辺でー。

 

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