俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

読者の方から頂いた俺ぬしQ&A ーVol.11「防府から阿知須くらいまでで、越冬ギスがつれる場所あったら教えてください!」

大雪で仕事がオフになり暇を持て余していた折、Q&Aを見ていたら、新しい質問が来ていることに気が付いた。

 

防府から阿知須くらいまでで、越冬ギスがつれる場所あったら教えてください」


ほほう。越冬ギスですか。

 

・・・・・・越冬ギスってなんじゃ?

 

ということで調べてみると、寒気に脂を蓄え、深みに潜って回遊を控えるようになったキス。大型で、脂の乗りが良いという特徴がある、とのことだった。

 

ノコギリクワガタが枯れ木の中に潜り込んで冬を越すのと似たようなものだろうか。確かに夏のそれと違って、レア度も難度も格段に増すのは違いない印象がある

 

そして今回はあくまで釣り方ではなく、釣れる場所の質問だ。それはもちろん、僕も知りたいテーマであるわけで。

 

ってことで今日は、正直遠回りのような気もするけど、越冬ギスが釣れる可能性がありそうな場所について、なんじゃかんじゃやって調べたことをまとめてみよう。

 

 

越冬ギスが釣れる場所の条件とは?

 

色々なサイトをブラウジングしてみたが、越冬ギスが釣れる場所の条件は似たようなものだった。まとめれば、2点だ。

 

① 水深があるところ

② かつ地形に変化があるところ

 

 

という感じ。水深がある、という具体的な定義が難しいが、これは恐らく「相対的にそうなっている場所」のことだろう。

 

例えば同一の釣り場であっても、その中でカケアガリなどの深みになっている箇所に越冬ギスが溜まる、ということじゃないかな、と。

 

となれば、防府~阿知須で、比較的水深があるところをピックアップしていくのが第一歩、ということになる。この辺については、どこのデータを見ればいいのだろう。

 

すると、国土地理院の地図を参照すれば、ある程度の精度でその辺を確かめられそうだと判明。

maps.gsi.go.jp

 

ということでここからはこれを踏まえて、越冬キスが潜む可能性が高そうな場所を、Googleマップで紹介していこうと思う。

 

越冬ギスが居るかもしれない場所一覧。

 

①秋穂・花香漁港

 

地形図を見ると、なるべく防波堤の先端から沖に向かって放り投げることで、水深があるエリアに到達できそう、という印象だった。(80~100mくらいかな?)

 

もちろん、湾の入り口付近も、海流の関係で抉れて深みになっていると思われる。人気の釣り場なので両方同時に狙うのは難しいが、その辺を中心に広く探るのが吉かと。

 

ちなみにこの場所自体にはシロギスの生息はきちんとある。以下、証拠である。(ステマ)

pochihiko-inunosuke.hatenablog.com


②秋穂・尻川湾

 

尻川海水浴場すぐそばのスポット。ここはカレイの生息もあり、良型のそれが潜んでいると僕は睨んでいる。(2月に行く予定)

 

だが、岩が積まれた場所から上手くフルキャストできれば、越冬ギスが潜んでもおかしくない深みへ届かせられそうという印象もある。(キスそのものもちゃんと居る)

 

足場が悪いのと、風の影響を物凄く受けやすいのが欠点っちゃ欠点だが、天候さえ良ければ足しげく通い詰めたい釣り場だと思う。

 

佐波川河口

 

言わずと知れた有名なスポット。しかしここも、実は国土地理院の地図を参照すると、水深の変化がある部分がこんな風に↓存在するようなのだ。

 

高い岸壁という障害を何とかクリアできれば、夢のある釣り場と言えるに違いない。ただ最近は工事が行われているため、もう釣りができないかもしれないけど。

 

中浦漁港

 

ここは国土地理院だとデータなしの区画なのだが、僕自身実績が一番良いと思うのはここなので、紹介しておこう。

 

冬だろうが夜だろうが、フルキャストでぶん投げて辛抱強く待っていると、20㎝前後のキスがヒットする穴場である。

 

欠点は、電線がずっと走っているため、ロングの投げ竿が使えないことである。コンパクトなロッドで如何にぶっ飛ばすかという謎スキルが問われるが、良い釣り場である。

 

⑤中関マリーナ(あるいは中関埠頭?漁港?)

 

ここも僕が推している場所。マリーナからシロギスを釣ったことは実は無いのだが、それは単に、夏に行ったことが無いからだと考えている。

 

付近には良型含めた様々なシロギスの回遊があることを何度も確認しており、ショアジギ以外にも楽しみがイッパイな場所だと勝手に考えている。

 

頑張れば中関埠頭?漁港?側からぶん投げることで、地図で見えるような深いところへ届かせることもできるだろうが、マリーナから投げた方が多分ラクである。

 

というところかな、と。もちろん向島とか富海とか、条件的には優れている箇所はあったけれど、僕自身の経験値が皆無なので、無暗に推すことは控えておく。

 

ついでに書き添えておくと、越冬ギスはそもそも活性が低いため、やたらと餌を踊らせるといったアピールにそこまで反応しない、とあった。

 

例えばオモリを引く際の手応えの違いなどから地形の変化を敏感に察知し、「お、ここは深みになってる、カケアガリになってる」という場所で待つ。これが鉄板らしい。

 

夏の戦略とはまた違った繊細さが求められる釣り。調べてみると、結構面白そうだと思えてきた。天候次第だが、行こうかな。

 

ってことで、今日はこの辺で。引き続き質問は募集中でございまーす。

 

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