そろそろ夏休みが始まる。夏休みと言えば、僕にとっては自由研究が全てだった。とはいえセンスがあったわけではなく、限界は小3のときに取った佳作である。
そんな僕は、どんな自由研究に燃えていたか。それは、ぬし釣りシリーズの攻略本よろしく、各地の生き物の生息マップを作ることである。
あの場所には、この生き物がいる。図鑑を読み込んで蓄えた膨大な知識を基に、あらゆる生き物をマッピングする時間は、本当に充実していたと思う。
―そんな観点は大人になっても相変わらずであり、人が「あ、魚だ」と思うところを、僕は例えば「あ、アミメハギだ」と認識する。
釣り場に行っても、何が釣れるかだけじゃなく、魚であるか無いか関係なく、何が生息しているかをすごく楽しく観察する。それこそ、友達が呆れるほどに、だ。
てなわけで今日は、その知識を僕の中で肥やしておくのも勿体ないので、山口市のお父様方に向けて、僕が知る限りたくさんの生き物に出会える場所をまとめておく。
危険な場所は書くつもりなど無いので、自由研究のお供にぜひどうぞ。では以下、本題である。
西浦漁港を始めとする小茅一帯
小茅漁港の一帯は、魚の生息が極めて多いだけじゃなく、単純に生き物の生息数が多いし、その種類も豊富だ。
特に夜がオススメで、街灯の下にふよふよと、色んな生き物が集まって浮いているのは壮観である。
一例として、ボラ、アオリイカ、ヒラムシ、アカクラゲ、セイゴ、メバル、ミミイカ、アオリイカ、フグ等々だ。メダカ網で掬おうと思えば、簡単に掬えるだろう。
日中であれば、干潮時を狙うことで、階段か何かを下りれば砂地に出れる。そこからだと、グレやヒイラギ、クサフグの稚魚の群れを見ることができる。
ちょいと歩き回るだけで十種類程度の生き物を見つけることは可能だ。石をめくれば、ハゼの仲間やカニなども簡単に見つかるだろう。
しかし、タコやイソメ類、ナマコ等、採取したらめちゃ怒られる生き物もいるため、そこは注意するようにされたし。
ターメルトフーズ横の地磯
個人的に一番好きなのはここだ。ただ足場が若干悪いため、体力を奪われる。そこだけ注意してほしいと、先に伝えておく。
さて。ここもまた生き物の生息数は圧倒的であり、いわゆるタイドプール(潮だまり)も、10分程度歩いた先で多々見かけることができる。
オススメは大潮の干潮時であり、そのときを狙えば、岩一つ転がしたり、海藻をガサゴソと網で探ったりするだけで、たくさんの生き物に出会えること請け合いだ。
てことで、ここで見た、覚えている限りの生き物名を列挙する。
イトマキヒトデ、クモヒトデ、カニダマシ、ケヤリムシ、イソギンチャク、ダイナンギンポ、アオウミウシ、ナベカ、アミメハギ、イソスジエビ。
アイナメ、スイ、ハオコゼ、アナハゼ、何かしらのハゼ類、ヤドカリ、クサフグ、グレ、キュウセン、等々。
特にナベカは見た目が非常に綺麗なので、夏休み限定で飼育してみるのも面白いかもしれない。ちなみにこいつは、岩の下にいることが多い。
尚、ここにも採取したらまぁまぁ怒られるタコとかナマコ、あと本虫が生息しているので、迂闊にゲットしないように気をつけよう。
中道海水浴場
安全性と魚種を兼ね備えた場所であるなら、僕はここを強く推す。実際過去には、色々と紹介し尽くした記事を書いたほどだ。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
海水浴客が多いエリアを外れて、木が多い方に向かっていくと、段々と岩が増えていくのが分かると思う。そここそ、大量に生き物が隠れている場所だ。
一例を挙げると、サビハゼ、クロダイ、アカエイ(稚魚)、イカの卵、クサフグ、ツメタガイ、イソスジエビ、コショウダイ(稚魚)等々。
岩をめくると、カニダマシ、クモヒトデ、ユムシ、ハゼ科の何かを見た記憶がある。ちなみにタコやナマコの生息は、無いことは無いが、極めて少ないのも安全かと。
もちろんだだっ広いところをシュノーケリングすれば、シロギスやマダイ、メゴチなどの姿を観察できるが、採取するのは至難の業だ。
ちなみに昔アジの頭や内臓を詰めたペットボトルの罠を仕掛けたことがあるが、そのときは中指くらいのマゴチが獲れたのを覚えている。
海水浴場であるがため、優先順位を間違えてはならないが、そういう仕掛けを設置しても、面白いかもしれない。
終わりに:Codocぼちぼち始めます。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
前の記事で仄めかしたが、依然としてGoogle広告が死んでいるのもあり、Codocという外部サービスを利用して、有料コンテンツを作ろうと考えている。
これは生活費ではなく、活動費の充てにするつもりであり、例えば今夏計画しているあいお荘一泊旅行の一助にできれば有難いなと、薄ぼんやり考えている折である。
ということで今回も皆様にお願い。まずは実際にお金を落としていただく必要はまるでないので、とりあえず以下のボタンをぽちっと押してみてほしい。
ログインだけでもして頂けると、非常に有り難い。もちろん説明不足なのは重々承知しているので、折に触れて記事内で意図を伝えきりたいと思っている。
では、今日はこの辺で。
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