最近、人がただ山の中で飯を作って食う動画を、ずっと見ている中元です。おかげで最近、自炊がめっちゃ楽しい。
はい。最近ふと思い立って、新しいリールを買おうと思い立った。というのも家にあるDAIWAのレブロスというリールが、3つ揃って寿命らしいんすよねー。
↑これも買ってから少なくとも5~6年経過している・・・
というかリールそのものも何年も買ってなかったので、色々と潮時だなと思ったのが、つまり身も蓋もない理由である。使う暇なかったため、ボーナスもまだあるし。
だが、衝動買いするのも違うよな、と。せっかくなら、色々調べて、比較して、納得して、そのうえで買いたいじゃないですか。
そんなことを誓ったせいで、どれにするか決めるまで、紆余曲折経まくってしまった。いろいろ勉強になったこともあるので、ここに備忘録として書いておこうと思う。
そんな超長い独り言、以下スタートです。
最初の候補。
今回は、価格帯15000~20000円のレンジを手に取ることにした。そしてとりあえず、DAIWAとSHIMANOのカタログから、この値段のリールをピックアップ。
まず惹かれたのは、DAIWAのフリームスである。なんせ、ホームページがかっこよすぎるんだもん。
ただ、カタログをじっくり読もうとしたら、すぐに困った。XHだとかギア比だとか、そういった言葉が何を意味するかがマジわからなかったからだ。
恥ずかしくなって、即検索。すると、HとかHGは、【ハイギア】、つまり巻き取り速度が速い設計になっているのだという。
そしてギア比は、ハンドル一回転でスプールが何回転するかという話だった。例えばギア比5.2ならば、ハンドル一周でスプール5.2回転分糸が巻けるということである。
へー、おもしれー。商品と関係ないところでワクワクしてしまった。気を取り直して、引き続きリサーチ。
とりあえずXHという超ハイギア設計に厨二心をくすぐられたが、巻くのが速すぎて、スローな引きが難しくなるというデメリットもあるのだという。
また、単純にパワーが低くなりがちという欠点があるそうだ。マリオカートで言うキノピオのような性能だなぁ。
自分が普段する釣りを考えると、ちょい投げとかエセエギングとかにそんなスピードは要らないよなと悟った。だから、別にハイギアですらなくてもいい気がしてきた。
ちなみにハイギアの対義語はローギアであり、巻くのが遅い代わりにパワーが強いとか、一定速度でのリトリーブがし易いという利点があるそうだ。クッパみたいだ。
それも考慮しながら次に心惹かれたのは、SHIMANOのアルテグラだ。
まぁすごくしょうもないことを言うが、単純にデザインに惚れた。超旧式のアルテグラは一時期持っていたが、こんなに垢抜けるんだなと驚いた!
よくわからないけどすごそうなギアの話とかも期待を高めてくれる。ベアリングがどうとかなんだとか書いてあったけど、これは意味不明なので検索。
すごく乱暴に解釈すると、【ベアリングってヤツが多ければ多いほど、滑らかにリールが巻けるよ!!】という指標とのこと。
相場は知らないけど、レブロスは4個らしい。てことは、レブロスの1.25倍、アルテグラの方が滑らかになる、と。誤差じゃね?違うのかな?
そしてそもそも、DAIWAとSHIMANOの製品はどんな風に差異があるのかも気になったが・・・。
【好みっす】
【わからんっす】
という正直すぎるコメントが並んでいたので挫折。こればかりは自分で感じ取るしかなさそうだ。
ぶっちゃけ両方買えば解決なのだが、糸も含めたら50000円くらい飛ぶ計算になる。そこまで経済力は無いので、この選択肢はナシ!
とりあえず大御所というか、有名どころではこの2つで頭を抱えることになりそうである。まぁこれ以上の話は、釣具屋で触らせてもらわないとわからないだろうけどね。
第三の選択肢、現る。
ここでふと思ったのだが、そもそも有名どころに限定する必要もない気がする。たとえ知名度が無くても、良いモノ・面白いモノはあるはずだ。
ということで気の向くままにネットサーフィンしていたら、出てくる、出てくる。選択肢が増えて、困っちゃう。
たとえば、実はBerkley(バークレイ)って会社だと思っていたのだが、ピュア・フィッシングというメーカーの、ブランドの1つだった。
ここのカタログを見ていたら、超気になるリールを発見。
最初はマジで名前が読めなかったのだが、REVO ALX THETA (レボ・エーエルエックス・シータ)だという。
デザインのユニークさもさることながら、フリームス・アルテグラに見劣りしない基本スペック。重量も、ちゃんと軽い。
そして特に心惹かれたのは、ベアリング数だ。なんと7個もあるという。同価格帯のSHIMANO・DAIWAのリールより2個ほど多い。
ただ若干、ドラグ力が低く感じられるのがナァー。ぶっちゃけメインは投げ釣りとかルアーになるので、不意な大物があり得るシチュゆえ、ちょっと気になる。
しかし圧倒的な滑らかさっぽいのと、そもそも完全に未知のブランドに対する興味が、心を掴んで離さない。
マジで頭がいてぇ。一体どうしたものか・・・・・・・・・・・・・・。
一晩寝かせることにしよう。
・・・ってことで寝かせた結果、答えなど出なかったので、僕が気にするスペックを比較した表を作ってみた。
これだけ見れば、フリームスが総合的に圧勝しているように感じる。
値段も安く、マグシールドを搭載していて、ドラグ力も強い。(ただアルテグラも、デザインが好き・・)
ただ冷静に考えれば、ドラグをフルで絞った状態で釣りをすることは、こと自分においてはマジで無い気がする。そういえば基本、やや緩めに設定しているなぁ。
だって、置き竿にすることが多いから。緩めとかないと、超強い引きで竿とか飛んじゃうし・・。(アカエイ云々もあったから猶更)
となれば、ドラグ力はアウトオブ眼中。つまり、REVO ALX THETAのベアリング数も捨てがたい・・・。
元々の予算は2万以内で考えていたが、他の何かを切り詰めて、この2つを同時に買おうかなぁ・・・。いやまて、冷静にならないとダメだ。破産する。
これ以上、ネットサーフィンでは決定打を見込めそうにない。となれば、あとは体験して検証するしかない。釣具屋に行って、実際に手に取らせてもらうのだ。
フリームスとアルテグラはそのものを、そしてREVO ALX THETAについては疑似体験すべく、ベアリンス数が7の他のリールを、確かめてみよう。
明日、仕事が始まる前に、釣具屋に行くとしよっと。
ってことで、お店で触ってみた。
ということで、フリームスとアルテグラを試しにぐるぐると回してみた。盗難防止のためコードがついているせいか、手に持った時に「かるっ」という感想は特に持たず。
そして巻いてみると・・・。
「あぁ、良いリールって、こんなに軽いんだ」
というくらいに驚いた。錆びた包丁は力を入れないと切れないが、新品の包丁はそんなもの要らないのと同じ感覚で、感動より戸惑いを強く覚えてしまった。
し・か・し。
肝心の、巻いた違い、手ごたえは、全く分からなかった。
どっちもよくて、素晴らしい。
・・・・もう後は、フィーリングで行くしかないってことか。
じゃあいっそ、決めよう、決めてやろう。
僕は・・・・
REVO ALX THETA (レボ・エーエルエックス・シータ)を買う。
いや、だって、カズレーザーさんも言ってたじゃないですか。迷ったら第三の選択肢、だって。
ぶっちゃけDAIWAとSHIMANOは良くも悪くも使ったことが結構あるので、ここらで一つ、経験値として未知のリールを使った方が面白そうじゃないですか。
てなわけでAmazonのカゴにブチ込んどいた。あとは酔った勢いでクリックするだけだ。
ラインは釣具屋でオフライン購入して、その場で巻いてもらうとしよう。もちろんPEラインでお願いする予定である。
さんざ迷って、少しだけリールに関する語句に詳しくなって、ただ世界が広がった感覚があって。
かなり書いてある内容が拡散的になってしまったが、もしかしたら誰かのヒントになるかもしれないので、特に推敲せず書いておくことにする。
ってことで、使用した感じのレポートは、また今度。
では今日はこの辺で。
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