右目奥が痛むタイプの偏頭痛が治ったと思ったら、今度は左目奥に違和感が出てき始めました。いっそ殺して。中元です。
はい。仕事のし過ぎで一瞬ダウンした日も挟んだが、なんとか繁忙期を乗り越えて、後はちょこちょこ残ったタスクを消化すれば良い、という段階まで来た。
そんなこんなでようやっと休みが取れそうな希望が見えた瞬間、またしても防府の天気が僕を拒否しやがる。なぜじゃ。
・・てな感じでちょっと悲観的になったけれど、蓋を開けてみれば何とか天気は持ちそうということが判明。だからこれ幸いとばかりに釣行を決定。
いつもだったら自分なりにきちんと仮説立てて、理屈こねくり回してから何をどこで釣るかを考えるのだけど、たまにはそんなこと考えなくてもええかな、と。
「ここにはなんかおる気がする!!」という直感が働く場所。ただそれだけでいいのでは、と思う。
羽生善治さんも著書の中で、「直感とは、言語化できてないだけで、自分の中である種の根拠があるもの」ということを書いていたしな。ええやろ。
てことで今日は、大げさな話だが、僕の直感がどこまでアテになるのかを確認してきた釣行でごぜぇます。
ここにはなんかおる。根拠は、俺の直感。以上!!
僕の直感が「ここにはなんかおる!!」とピコンピコン鳴らしている場所は、ここである。小茅漁港といわれる場所の、手前?に位置する港。
もっと具体的に言えば、この赤で丸をした一帯だ。
何の魚種がいるのかと問われれば、「わからんから釣りに行く」という答えになっていない解答をするしかないのだが・・・。
過去には一応、ヒイラギらしき何か、コッパらしき何かを確認したことはある。というか、ここではエギしかやったことがないんですわい。
ではなぜ直感でここが良いと思うのか。単純に、砂泥と岩礁が隣接しており、水深も遠投さえすればそこそこあるから、というのが大きい。
あわよくばシロギスとかカレイとかいねぇかな、といった期待もある。岩礁地帯あるあるのわけわからない魚が釣れても、それはそれで嬉しいしな。
さて。今回の作戦だが、この辺は電線が多いし、振りかぶれるほどの広さが正直無いので、投げ竿ではなくバスロッド×2で挑む。まぁ、ちょい投げタックルですな。
片方はボウズのがれ、もう片方は普通のシロギス仕掛けで挑む。ついでにボウズのがれの方は実験として、オキアミの砂糖締めを装着することにした。
思い付きで作ったので締める時間が全然足りてないのだが、どれくらい変化があるのかちょっと観察したいと思う。
ということで、吉と出るか、凶と出るか。色々と不透明な釣行、いざ開始でござる。
意外なターゲットが連発した実釣レポ。
釣り場についてみれば、平日の昼間(15:00過ぎ)なのもあってか釣り人はゼロ。ちなみに、墨跡をいくつか発見したので、秋アオリは早くも始まっているのかもしれない。
水面にはメダカサイズのボラらしき稚魚がうようよしており、それを追ってなんか来ないかと期待したが、先に言うと何も来なかったでござる。
さて。早速作戦通りに仕掛けを準備。キス針は9号に、そしてボウズのがれはSサイズにした。釣り場と時間帯的に、大物がいるとは想定しなかったので。
これらにそれぞれ、地ケビなりオキアミなりを装着したら、ポイントへキャスト。尚、最初はそれぞれ、↓の感じで分けてみた。
ちなみに、やはりというか、オキアミは全然水抜きが完了できていなかった。(完全に抜けると、色が透き通るらしい)
とはいえこの時点でもエサ持ちはだいぶ良かったので、今後は余ったオキアミも捨てずに、片っ端から砂糖に漬け込んでおこうと誓った瞬間である。
はい。最初に動きが出たのは、キス仕掛けの方だ。巻いていると「コツコツ」と叩くような引きがあった。
しかし、どうにもそれきりだったので、さほど期待せずに回収すると・・・。
ネズミゴチ(割とでかい)とシロギスのダブルであった。もう少し、引けよ!!!
―そう。
この場所、真昼間かつ干潮2時間前というコンディションなのに、キス仕掛けのエリアにはアタリが結構出たのだ。
だから全く餌を盗られもしないボウズのがれには見切りをつけて、そちらもキス仕掛けに変更。そしてそちらもすぐ、思い切り引き込むようなアタリが出た。
しかし巻いても手応え無し・・。回収すると、針が一本消えていた。フで始まってグで終わる魚だろうか?それとも、根に潜る系の何かだろうか?
そんなことを考えつつも、この釣り場のポテンシャルにワクワクしながら待つこと10分くらい。
今度も思い切り叩くような引きが2発あった。しかも、手応えはバッチリ!慎重に回収すると・・・。
針を2つ丸のみしていた良型のシロギスでした😊
そしてこの後も16:30まで粘ってもう1匹追加し、潮止まりとなったので納竿といたしやした。
いやー・・・
予想していなかったわけじゃないけど、この場所には可能性があると強く感じた。こりゃあ晩秋に大キス狙いにこないといかんですなぁ。
まぁ、それは最後の検証の項にぶん投げるとして、とりあえず釣果紹介。
言葉にすると抽象的になるけど、デカいシロギスは”黒い”なぁ、と。この魚影がすぅーっと浮いてくると、途端に集中スイッチがマックスに入る感覚がある。
防府近辺のシロギスの生息状況なりアベレージサイズなりの調査はそれなりにデータ集まってきたし、そろそろ自己ベスト更新を狙いに行く頃合いかなー。
まぁ、それは今度にしておきましょう。
仮説と次回の作戦。
今回やってみて強く感じたことは、「小茅近辺のシロギスは、数は出ないがサイズが大きい」ということだ。
ここを離れて秋穂や佐波川河口まで出ると、数が出る代わりに、サイズがどんどん落ちていく印象だ。この辺はトレードオフなのだろう。
逆に、さらに中浦に入ると、数はもっと減るがサイズがもう一段階上がり、中関まで行くと、サイズが下がって数が上がる、という印象を抱いている。
大キスを狙って獲るなら、中浦~小茅。今のところ僕が考えている仮説はこうである。後はこれを、実際に確認するだけだ。
さて。今回やってみて感じたのだが、18㎝くらいを超えてくると、9号とか8号では、針を飲ませないとそもそもヒットすらしないという事実である。
実はガツン!と叩くような引きは今日だけで5発くらい食らったのだが、まともにファイトで来たのは2回だけだ。しかも内2回は、針が消えていたくらいである。
仮にフグだとすれば、ガツンと叩く動きすらないまま針が消えているケースが多いわけで、これは少し気になるケースである。
また、アベレージサイズがでかい釣り場は、あまりガサゴソ探るより、5分程度は放置した方がアタリが出る。今回もそうだった。
ということで、今日得られたこれらのデータと、過去の経験値をまとめると、次回の作戦はこんな感じになるかな、と。
① 餌は青虫も用意する。
② 針は11号・12号で挑む。
③ 基本は置き竿作戦。
④ 時間帯は夕マズメ以降、可能なら満潮が22:00くらいの中潮~大潮の満ち始めから仕掛けを振り込んでおく。
ちなみに、小茅も中浦も、アナゴがもりもり生息しているので、ハリスは太目にしておかないと、思わぬ大物を逃すことにもなる。
もし狙って釣りたいのであれば、サバの切り身とバイオワームでも出るし、もちろんアオイソメに嚙みつくこともあるので、その辺を用意しておこう。
ということで、実は体調が悪めの状態であったが、それを押し切ってリフレッシュを強行してみた。結果、思った以上に心が晴れたし、色んな痛みもどこかへ消えた。
ここ最近、繁忙期であることから思考停止して、連勤術をまた発動していた自分がいる。意識して休みを取ろうという反省、これで何度目だろうか。
きっと、僕はまだまだ遊びに対して不真面目なのだろうな。意味の解らないことを言っているようにしか聞こえないが、僕はもっと遊びに真面目になろう。そうしよう。
とりあえず9月3週目くらいを目処に、あいお荘の予約を取ろうっと。
ってことで今日はこの辺で。
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