この8月は、盆期間以外の休みが取れなかった。月末と9月頭に一応休めるはずのバッファはあったのだが、僕より先にダウンしてしまった人が出てしまった。
その人が抱えていた仕事の量が結構なものだったので、それが割り振られた結果、仕方ないことではあるが、僕の繁忙期が数日延長となってしまったのだ。
―だけど、いい加減休んで、どっかに遊びにでも行かないと、いよいよやってられなくなってきた。僕が休んでないことを前提とした仕事が、たまに振ってき始めたからだ。
しかし実際、休みの日に何かをしようという意欲も湧いてこないため、仕事をすることにはちょっとしたインセンティブが働いてしまう。
となれば、仕事以外に、きちんと重視してエネルギーを注ぎ、達成に心血を注ぐような何かを見出さねば、と思った。そしてふと、閃いた。
このブログを開設して7年近く経ったのだが、500,000HITという累計アクセス数が、やっと、見えてきている。
そしてこの数値が、今年達成できるかどうか、イイ感じにギリギリなのだ。
山口と広島にエリアをほぼ限定し、釣りとキャンプのことばっかり書いて、時には魚のマニアックな情報をまとめただけなのに、よくここまで来たなと、そんなことを思う。
ベン図が重なりまくるニッチの人だけを対象にしているのによくやるわと、我ながら感動とかその辺を通り越して、呆れる気持ちさえ、ある。
・・・だから、50万HITに到達できるよう、狙って努力を重ねていくことには、強い意義があると思えてきた。人間、ゴールが見えてくれば頑張れるんだ。
仕事以外にも心血を注げる何かがあれば、仕事からちょっと心理的に距離を置けるかもしれない。俯瞰的に”じぶん”を見ることができるかもしれない。
ということで年内累計50万HITを確実に到達させるべく、新たな戦略を練ってみたという、独り作戦会議の備忘録を今日は書く。
ではここからが本題である。
思いつく課題とその解決策。
まずはパッと考えただけで思いついた、今の「俺のぬし釣り」に足りないと、僕が勝手に感じている部分を書き殴っておく。
そして文字にしてしまえば、その解決策を考えるのはそこまで難しくない。本を読んだり他の例を見たり、仮説はいくらでも作れるからだ。
すると、それは3つほどあることがわかった。ということで、1つずつ見ていこう。
なにか特定の魚種を辛抱強く追う企画を作れないか?
このブログを始めて最も印象に残っている記事は何かといわれれば、実は答えに窮する。それは1つに絞ることができない、シリーズものの集大成だからだ。
我ながら不思議な執念を発動して追い求め続けた魚に、「アカエイ」がいる。その執念が不思議な縁に繋がり、その集大成として釣り上げるまでに至ったのだ。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
なぜそこまでアカエイを追い続けられたのか?なにせ4ヶ月も、毎週毎週秋穂に通って待ち続けたのだ。
思うに、純粋に大物を追いかけるっていうことが好きなんだなと。もちろん竿をへし折られたことへの仇討ち的なものもあったが、それ以上に純粋に相対したい、と。
そして多くの人の胸を打ち、多くの支援者を獲得する人たちは、たとえその動機に論理が無かろうと、狂愛的に何かへ打ち込むことが多い。しかもそれは、大体長期だ。
今の僕にそんなのはあるだろうか。そもそも何を追えばいいのだろうか。考えてみたが、答えはすぐすぐには浮かんでこない。だからこれが、今の僕に要るのだろう。
日頃からおっきなターゲットを設定し、それを辛抱強く追っていく。そんな魚種が何か浮かばないか、今度魚図鑑でも眺めてみようと思う。
もっとコンスタントに、安定したネタの供給は不可能なのか?
僕は書くことが好きである。ネタさえあれば、正直ずっと書いていても飽きない。頭の中に渦巻いているごちゃごちゃは、多分他の人よりだいぶ多いのだと思う。
しかしそれにしては、このブログの記事数が少ないともいえる。その理由は、単にネタが無いからだ。正確に言えば、今以上に頻度を増やすためのネタが無い。
自分が日頃から思っていることをダラダラ書くだけなら、毎日書くことも問題ない。ただ、おっさんが釣りについて思うことを毎日書いて、誰が読むんだ、と。
それよりかは、ある程度期間が空くのもやむ無しにして、密度や濃度を高めた方がいい。実はそんな信念もどきが、この更新頻度の後ろに隠れている。
―とはいえ、今の濃さで、仮にペースが1.5倍になれば、相当ボリューミーなブログになるという伸びしろも、手前味噌ながら感じている。
そのためにはやはり、一刻も早く、「俺ぬし水族館計画」を押し進める必要がある。頓挫している理由は単純に多忙ゆえであり、これにケリがついたら、早速始めたい。
pochihiko-inunosuke.hatenablog.com
期限を設けなければ、人間はどこまでもだらける。とはいえ、非現実的な期限を設けても、心が折れる。落としどころはどこなのか。
ただ僕は、9月中には意地でも始めたいという思いがある。そう決めたら、何かが動き出さないだろうか。そう信じたい。
ソロキャンプとブログの可能性をもっと広げられないか?
ソロキャンプが楽しい。そう言いながら、実は最後に独りでキャンプしたのは、なんと去年の秋の話なのだ。
単に休みが取り辛い状況になってしまったから、ってのもあるが、毎度毎度何かしらのネタを持って山に行くのも、それはそれでしんどいからというのもある。
おっさんがただキャンプをして帰ってくるだけで、記事は書けない。実際記事を書くつもりゼロでキャンプをしたこともあるが、案の定ネタが集まらずポシャってしまった。
理想は、CAMP西村チャンネルの様に、何かこだわりやしたいことを1つ以上持って、その時間に独りで酔いしれることである。
こうすれば、1回の外出で2~3個の記事を書くという話にも繋がってくるわけで。
しかし、キャンプの話をブログにすることは、僕にとってまだまだとても難しい。なぜなら、実際の調理風景や設営なんかは、動画にした方が伝わりやすいからだ。
動画では伝わらないもので、かつブログという文字と画像ベースの媒体であれば、伝わるものは、なんなのか。ここについて、まだ仮説すら閃いていない。
正直この時点で病的なまでの考えすぎ癖が見えてしまっているのだが、こういう問題を考えたり解いたりするのが好きなので、仕方ないな、と。
その取っ掛かりはどこに転がっているかわからない。とりあえず、今度モンベルに行って、じっくり店内を歩き回ってみるとしよう。
面白そうなグッズを見つけたら、それを使うことを目的として、キャンプに行けばいい。それもまた大事な、第一歩である。
終わりに:達成したら何がしたい?
節目に訪れたいところは自分の中で決まっている。あいお荘だ。ここで露天風呂に浸かりながら秋穂の広大な海を眺めたい。
そして火照った体のまま、クルマエビに舌鼓を打ち、そこに冷えたビールを流し込みたい。夢と現実の境目のような心持で、布団に潜り込みたい。
そんな贅沢を、32年生きてきて、自分に許したことはあっただろうか。思えば、無いと思う。僕は自分に対して厳しすぎるというより、冷たすぎるのではないか。
社会的に成功したインフルエンサーたちは、時折旅行に出かける。僕はそれを羨ましいと思う一方で、嫉妬する気持ちで見る部分もあった。
金があるから許される道楽なのだろうと思うフシもあった。なんと器が小さい男だろう。
ただ、今は、むしろそれが必要だと解っているから、意識的にその時間を作っているのではと考えている。
根詰め過ぎても大した成果にはならない。それを察知しているからこそ、意識的にクラッチを切っているのではないか。
そんなことを言い訳として、もうひと踏ん張りしたら、僕は一旦そっちへ脱走しようと思う。あぁ、楽しみだ。
だがそのためにはまず、50万HITに届かせなければならない。話はそこからなのだ。
ボチボチと言わず、結構執心して頑張ろう。そう決めた。
では今日はこの辺で。
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