俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

【第2回】湖畔でひとり、ひとりを味わう。へべれけソロキャンプ🍶・前編。 ―仁保の幸と"ここでしか飲めない"絶品熱燗に舌鼓―

自分の心が綺麗に掃除されたのを実感している中元です。仕事のLINEが2~3件溜まっているけど、今は処理する気になりませんなぁ。もう少し余韻に浸らせてよ。

 

さて。予告していた通り、この2日間は【荷物を徹底して減らすこと】をテーマに、ソロキャンプを実行してきた。

pochihiko-inunosuke.hatenablog.com

 

また、アンケート企画もきちんと実行し、色々と面白いネタや知見、経験を得まくってきたところだ。

pochihiko-inunosuke.hatenablog.com

 

だからまだ記憶が新しい内に、例え文章が大雑把になろうとも、急ぎここにまとめてやろうと、一生懸命キーボードを叩いているところである。

 

思い出すだけで興奮が蘇ってくる。凄く幸せな時間だった・・・。

 

ー早速、29歳最後の夏、その始まりを記事にしていきます🍶

 

 

第一章・食材調達~宿所到着

 

はい。今回は夜に酒を飲もうと決めているので、せっかくならばその食材は、宿泊する地域にちなんだものを選びたいよね。

 

と言うことで、キャンプ場までの道中にあった【道の駅】で食材を購入!これらは後々登場するので、しばしお待ちくださいまし。

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さぁ、その後はキャンプ地までナビに放り込んで、意気揚々と発進!!

 

途中離合ができない山道を数キロ走り、恐怖で白髪になりそうだったけれど、過ぎ去ればそれはただの思い出じゃ!!

 

はい。ってことで、今回の宿所はこちら、【ふれあいパーク 大原湖】である。

www.c-able.ne.jp

 

 そして今回は、強制的にでも荷物を減らすべく、【一般キャンプサイト】を選んだ。つまり車を横付けできないので、あれやこれやをイッキには運べないのだ。

 

とはいえ駐車場に近いサイトを選べたので、そこまで焦る必要もなかった。そして時間もまだ15:00とかそんなだ。何を急げと?

 

だから早速、寝床を作る前に、僕は最初のアクティビティに向かうのであった。それは、何を隠そう、大原湖でのフィッシングだ。キャー!楽しみだ!!

 

第二章・さよなら

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↑釣り座はこういう風なガチの湖で、最初からボチャボチャと何かが活性高く暴れているのが見えた。

 

ちなみにここは、コイやフナ、そしてニジマスが釣れるらしく、釣りをするには【入場料】が要る。(1日だけなら200円ちょい)

 

今回僕は、ミミズを餌に、ウキと投げで広く湖を探ることにしてみた。そうすれば何かが出るだろう。そう淡い期待を胸にしながら・・・。

 

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2時間後。

 

2回使ったリーダー

3回使ったリーダー

4年以上使ったARスピナー

バスロッドの先端ガイドの中のプラスチックの部分

 

それぞれ失い怒りで竿をへし折らんがばかりにグァッ!となってしまった。

 

ーいかん、落ち着こう。冷静になろう。今お前が叩きつけようとした竿は5万円で売れるんだぞ?

 

だから、早速一番人気だったアンケートである・・・

 

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↑が倒れた。これはマジで申し訳ないけど、自然相手にやっぱ100%は無いと痛感。次回は川魚というこだわりを捨てようかな・・。

 

ということで、僕は自分に自己暗示を掛けるべく、何度も声に出して唱えた。

 

「俺は今日、キャンプをしに来たんだ。釣りをしにきたわけじゃないんだ。」

 

ーそして心が再び凪ぎを取り戻したのを確認してから、僕は独りキャンプの準備を始めるのであった。

 

第三章・地味だが使える新兵器

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ソロキャンプは2回目だけど、準備は最初に比べれば凄くスムーズにいけた。まずはグリルをガチャガチャと設営。

 

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寝床もサクッと設置。一人用テントの寝心地、結構良いでっせ。

 

また、今回は5000円ちょいで新兵器を購入した。折り畳みの小さい机だ。

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・・これが凄い地味なのだが、実は滅茶苦茶利便性が高い。意外とキャンプに来ると、お皿といった小道具を乗せる場所が無いからだ。

 

クーラーボックスの蓋という手もあるが、中に食材や酒を入れていると、いちいちおろして開けてが発生して非常に面倒だ。

 

しかしこのミニ机は、そういった問題を根こそぎ解決する。だから値は張ったが、その価値はあると思う。

 

しかもどうやらちょっとイイものだったらしく、袋から出したら自動で開いて脚がぴょんと出てきた。これは嬉しい!!

 

こういうガジェットに興奮するのは、まだ心が男の子だから。何故かこう、安心した。


さて。中元キャンプ場の設営完了。前回よりこじんまりしているが、それは成功の証だ。まだ減らせそうだが、その検証は今は良いだろう。

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時刻は17:00を回った。日は沈まないが、僕以外の宿泊しない方はみんな帰ってしまった。つまり、一人だ。待ち望んだ一人。

 

開宴だな。僕は独り言をテンション高く口走った。

 

「よし、じゃ、キャンプ飯を作るとすっか!!」
 

第四章・【極上の いいところ】 

www.youtube.com

まずは何より火おこしだ。着火剤に適当に火をつけて、メラメラと燃焼。パチパチと薪が良い音を立てている。

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でだ。今回、BBQは無し。あくまでしっぽりと晩酌がしたいので、忙しくなる調理は無しに決めた。

 

だからご飯も、パックをなべにぶち込んで、湯煎するだけ。15分火の管理をしていれば出来上がりである。

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さて。このタイミングで、2番人気の企画を実行することにした。それは・・・。

 

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である。ただ小麦粉を買い忘れたので、急ぎ買い足した唐揚げ粉で代用。サーセン

 

では、ラインナップ紹介。タンポポとオオバコだ。なるべく綺麗で、新芽なものを摘んできた。

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唐揚げ粉を雑にまぶして、油へピョン。

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10秒くらい揚げたら、キッチンペーパーで油を切ってオシマイ。

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まずはオオバコを頂こう。

 

うーむ、知ってたっちゃ知ってたけど、オオバコって美味いんだよなー。エグみがないし、食感も良い。

 

葉っぱそのものの旨味も乏しい代わりに、衣が美味ければそれを一切邪魔しない味わい。これは普通に突き出しに向いてるんじゃないかな。

 

で、タンポポ

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食感はサクサクで良いけど・・。苦い。苦い!

 

貝の肝とか食える人は良いのかもしれないけど、この野草に関しては、僕はそこまで得意としない味でした。

 

さて。中毒したらいかんので量はそんなに食ってないけど、キャンプに来ているという雰囲気は格段に増した。野草料理、イイヨ!!

 

そして気付けば、すっかり日が落ち始めた。いよいよこっからだ。僕のキャンプは、一層加速していくのだった。

 

第五章・【ここしかないのさ きいてくれ】

 

実は新兵器をもう1つ買っているのでご紹介。mont-bellのロゴが入った一人用ランタンだ。これが結構明るくて、ソロなら十分な光量だと思うなぁ。

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電池式だし、電球色だし。これは結構良いと思う。

 

さて。二品目に参ろうか。そろそろ酒も飲みたいぜ🍶

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美味しいに違いない、鹿野の豚を使った粗挽きウィンナー!!

 

それをこうして、

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こう!!ウマそう過ぎるやろ!!!!

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ささ、アンケート企画の3発目にして、楽しみにしていたアレの準備もしますわよ🍶

 

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じゃん。仁保の名前を冠した日本酒、【仁保の華】だ。極端に高くは無いけど、いいお酒であろうことは伝わってくる。

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まずはちょっと火を強めて・・

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入浴♨

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そしてやや熱いくらいで取り出し、お猪口に注ぐ・・。

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そして一口。

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・・・。

 

「嗚呼・・・・。」

 

平安歌人なら和歌を、そして中国詩人なら漢詩を、それぞれ詠んでもおかしくないような充実感と満足感、そして幸福が五臓六腑から湧き上がってくる・・・。

 

「幸せだなぁ・・」

 

焚火を見ながらそう呟いたこと、今でもはっきり覚えている。

 

第六章・僕は知恵を継承する

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ふと気づくとソロキャンプじゃなかった。近付いては逃げる。逃げては近付く。何がしたかったのだろう。

 

さて。この晩酌のメインは、今日突然できた。竹熱燗だ。

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これを入手するに至る経緯を語ろう。この日は宿泊客がいる関係で、とあるおじいさんが宿直として泊まることになっていた。

 

その人がテント設営中に様子を見に来て、そのまま数十分意気投合。その話の流れで、「竹筒に日本酒を入れて熱燗にすると美味い」というのを聞いたのだ。

 

酒飲みとして、反応しないわけないじゃないですか。だから思い切り食いついて、「やってみたいっすねー!」とリアクション。

 

すると、「じゃぁ後で採りに行こう」という話になり、その後マジでリアル竹取の翁をしてくれたのだ!!

 

結果、僕は非常に稀有な体験の、「採りたての竹を使った熱燗」ができるようになったのだ。奇跡、ここに極まれり。

 

作り方は簡単。一合程度の酒を入れて、焦げない程度の距離感に立てかけておく。(2回倒してズボンに被弾)

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その後、本来は直接筒の切り口から飲めば良いと言われたが、熱かったら火傷確定なので、大人しくお猪口に出して飲むことにする。

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そして、クイッ。

 

 

ーおぉ。

 

主張は強くないが、竹の香りが日本酒から立っている。これは不思議な味だ!

 

温度を確認したので、オススメされた飲み方である、切り口に塩をかけて、それをツマミに飲むなんて乙なこともしてみた!思い切りシャツに被弾したが、美味い!!

 

ーそんなこんなでいっぱい飲んじゃったので、ここでツマミが尽きてしまった。仕方ない。緊急で用意せねば。

 

そこで閃いた。実は魚が釣れたらかけて食おうと思っていた、「鮎だしつゆ」なるもの。

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ご飯にぶちまけて食ってみた

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・・・こ、れ、が。

 

感動するレベルに美味かった!!!!!

 

卵をかけていないのに、卵かけごはんの味がしたんだもん!!!!これはすごい濃厚さだ!!美味すぎる!!

 

ーこれをアテに酒は進み、最終的に熱燗1合、竹熱燗2合を飲み干しますた。

 

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酩酊まではいかないけれど、そろそろちゃんと眠いですなぁ。ってことでこの辺りで鎮火し、テントへもぐりこむことに決めた。

 

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このライト、フックが付いているので、逆さまにしても使えるのだ!!

 

あとはこの明かりを頼りに、本を読んだりWikipediaを見たりして、いつの間にかこてんと眠りに落ちておりました。

 

「明日は何をしよう?」

 

そんなことを思いながら。

 

ー続く。

 

※後半の話も先行でついてる動画版はこちら★

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