俺のぬし釣り

山口と広島をメインに、102種類の魚を釣るべく我流釣りをエンジョイしまくるブログ。(たまにキャンプにもいく)

天然の水族館「小茅漁港」で、神器【ボウズのがれ】を使ったら、超ヤバかった。。。。 @防府市小茅漁港

スポーツならまだしも、釣りにおける「上手さ」って何なのか、たまにふと考える。

 

キャストの上手さ?道具への造詣?魚の生態の知識?そもそもの経験値の多さ?色々と指標は浮かぶけど、つまりそれら全てを合わせたものが釣りの上手さなんだと思う。

 

ちなみに個人的には、とにかく自分や同行者をボウズにしないことが、釣りの上手さだと考えている。

 

だから節操がない釣りをする自分を、僕は肯定する。例えばほぼ必ずボウズのがれを釣り用バッグに入れていくのも、それが理由なのだ。

 

そして今日。そんなボウズのがれに関する、あるネタを閃いた。それは過去のこの記事に遡る。

pochihiko-inunosuke.hatenablog.com

 

小茅漁港。超有名な西浦漁港のすぐそばにある防波堤なのだが、実はここも、種々雑多の魚の生息が豊富で、僕は勝手に「天然の水族館」と呼んでいる

 

ただこのときは、手持ちの武器がソフトルアーしかなかったので、釣り上げてその種類を特定するにまで至らなかった。

 

だから、確かめたい。純粋にそう思った。

 

そして気づいたら、冷凍庫にあったオキアミを手に家を出て、釣具屋でボウズのがれSサイズとアオイソメを買っていた

 

天然の水族館に神器を放り込んだら、なにがどうなるか。その結果は、僕自身も全く想像だにしないものであった。

 

では以下、本題である。

 

 

今の僕にとっては、イカよりその辺のキュウセンなのだ。

 

小茅漁港に着いてみると、盛夏の頃とは打って変わって、車が既に3台ほど停まっていた。先端に2人、車内でくつろぐ人が1人、という感じであった。

 

西浦漁港を見ると、もっとたくさんの車と人が並んでいる。イカか青物でも入ってきているのだろうか。それとも、カワハギかな。

 

ふと防波堤に目を落とすと、イカのスミ跡が大量に見えた。夏頃はベイビーだったアオリイカが成長してきたのだろう。エギングの盛期がやってきたようだ。

 

ただ、今の僕にとっては、アオリイカよりもその辺のキュウセンだ。だから地図でいうここを、じっくりと観察する。

 

すると、いわゆるカケアガリ的な地形のところに、結構な数の魚が溜まっているのが見て取れた。わかるだけでも、キュウセンのメスとメバルが確実に居る。

 

これは期待できそうだ。ということでそそくさと仕掛けづくりを開始。

 

ちなみにオキアミは、以下の記事を参考にして作った砂糖締めだ。

maioka-fc.info

 

しかし、たしか1年以上前のオキアミだし、数十秒程度だが、別の冷凍していた食材と間違えてレンジでチンしてしまった代物だ。

 

だから開けた瞬間ナウシカのアレを連想しそうな有様になっていないか怖かったが、それは別に発生してなかったので、一安心。

 

とはいえ作り方としては及第点に程遠かったようで、砂糖はべたべたするし、キッチンペーパーと同化していて取り出し辛いし、針に刺しにくいしで、散々だった。

 

それでも無理やり使用し、1段目の針にはオキアミをセット。2,3段目にはアオイソメをセットして、足元にドボンと落とす。

 

すると20秒ぐらいして、思い切り叩くようなアタリが早速入った。アワせると、潜るような引きが感じられた。

 

納得のチャリコであった。小さくてもマダイなので、引きはそこそこ強い。その辺のフグなど相手にならないくらいのスリリングさはあると思う。

 

まぁ、このサイズのものを持って帰ったら罰されるのでリリース。そして餌を付け替えて投入し、2~3回誘いをかけると・・

 

さっきのチャリコとは比較にならないほど強いアタリが入った。アワセを入れて慎重に巻き寄せると、少し大きな魚影が見えてきた。

 

それを回収して、僕は仰天した。なぜなら・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

想像だにしていなかったイシガキダイだったからだ。

 

僕が釣りゲームで知っている姿形より遥かに黒いのだが、これは個体差だろうか。しかし体高であったり、クチバシの白さを見たりすると、イシガキダイなのだろう

 

まさか瀬戸内海にこんなのがいて、しかもアオイソメにアタックするなんて。ぬし釣りだったら間違いなく、「パッ」といってウキを弾くほど、ミスマッチな餌だ。

 

しかも、驚きは続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直後また、別個体が釣れたからだ。

 

こちらの方が、よりイシガキダイらしい。活性がここまで高いのはすごく意外だ。人生初のイシガキダイから2匹目を獲るまで、短かったなぁー。

 

ちなみにこの後2回ほど、イシガキダイらしき魚影をバラしている。全く存じ上げなかったが、ここの魚影は割と濃いようだ。

 

はい。その後も天然の水族館らしく、色々な魚が遊んでくれた。

 

例えば、ぶっちゃけ何フグなのか誰か教えてほしいくらい見慣れないフグ

 

そして、結局ヒットしなかったが、オキアミに2回くらい、10㎝ちょいのサヨリが興味を示していた(画像は向島運動公園前にいったときのやつ)


あと、これも結局バレたのだが、真横に走る、サバのような魚影の魚も、一瞬ヒットした。西浦で並んで竿を出していた人たちは、これを狙っていたのだろうか。

 

―その後は日が沈むにつれてアタリが散発的になり、18:30を過ぎる頃には、ほぼ皆無になってしまった。時合は本当に夕マズメ前後の20分ずつくらいのようだ。

 

そして最後はイシダイ(笑)を引っ掛けて終了

 

顔立ちも凛々しくて、模様も面白いので、いつか飼育魚としてお持ち帰りしたいなと思っている。(その場合は中浦でメダカ網を振り回そうかな)

 

はい。結局納竿したのは19:00前。その後は近くのファミマに行って手を洗い、ファミチキとアイスを食って帰宅した。あぁ、よき休日である。

 

まとめと考察。

 

ということで防府近辺では中浦と並ぶか、それ以上に魚影が濃く、種類も豊富だとわかった小茅。これはボウズのがれでヘビロテ確定かもしれない。

 

まだまだ探りたい場所はあるので、9月中に2~3回は通いたいところだ。例えば防波堤先端から少し投げれば、顔ぶれは内湾と違うのかも確認がしたい。

 

ただこの調査は、アオリがハイシーズンになっていると熾烈な場所取り競争に巻き込まれるので、難しい話である。そこは無理せず、空いていればいく、ということで。

 

また、西浦漁港の内湾もまた、なにかがたくさん生息している。キュウセンのようにしなやかに泳ぎながら、でも壁にへばりついているなにか、とか。釣りたい。

 

後は決して群れをつくらず、高速で内湾を泳ぎ回る謎の魚も、実は西浦漁港に居る。この正体はマジで何なのだろうか。ガチで知りたい。

 

つまりまだまだ調査の余地は残っているので、今度は新鮮なオキアミと、地ケビを用意し、エギンガーを尻目にボウズのがれを沈めてくる所存である。

 

ということで実はワカサギ以来のイシガキダイという魚種追加で、102種類達成まで残り22種類となった。つまり開設以来、これで80種類釣ったことになるのか。

 

驚きだ。

 

ということで個人的には今年の釣行で5本の指に入るほど面白かった小茅の話、今日はこの辺で。

 

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